Hitachi Command Suite Software
システム構成ガイド(Web Version)

3020-3-W22-C0


目次

前書き

はじめに
対象読者
マニュアルの構成
マイクロソフト製品の表記について
このマニュアルで使用している記号

1. 概要
1.1 システム構成
1.1.1 ハードウェア構成
1.1.2 ソフトウェア構成
1.2 ネットワーク構成
1.2.1 セキュリティについての一般的なリスク
1.2.2 最もセキュアな構成:管理用のLANを分離し,ファイアウォールを設置した場合
1.2.3 2番目にセキュアな構成:管理用のLANを分離し,管理下のデバイスとの間にファイアウォールを設置した場合
1.2.4 3番目にセキュアな構成:管理用のLANを分離し,管理サーバをデュアルホームにした場合
1.2.5 最もセキュアでない構成:フラットなネットワーク
1.3 管理サーバのシステム要件
1.3.1 管理リソース数の上限
1.3.2 メモリーヒープサイズの変更(Hitachi Command Suite共通コンポーネント)
1.3.3 メモリーヒープサイズの変更(Device Managerサーバ)
1.3.4 JDKの変更
1.4 ホストのシステム要件
1.4.1 Device Managerで管理できるホスト
1.4.2 Device Managerのホスト管理ソフトウェア
1.4.3 通常ホストのシステム要件
1.4.4 仮想マシンのシステム要件
1.4.5 仮想化サーバのシステム要件
1.4.6 メインフレームホストのシステム要件
1.4.7 ファイルサーバのシステム要件
1.5 関連製品
1.6 Device Managerでのコピーペア管理
1.6.1 Device Managerでコピーペアを管理できるストレージシステム
1.6.2 コピーペアを管理する場合のシステム構成
1.6.3 コピーペアを管理する場合のストレージシステムの要件
1.6.4 コピーペアを管理する場合のDevice Managerエージェントの前提バージョン
1.6.5 コピーペアを管理する場合の注意事項
1.7 コマンドを実行する場合の注意事項

2. ネットワーク構成に応じた設定
2.1 ポートの設定
2.1.1 Hitachi Command Suite製品で使用されるポート
2.1.2 Hitachi Command Suite共通コンポーネントで使用されるポートの変更
2.1.3 ファイアウォールの例外登録
2.2 ブリッジ機能を使用する場合のネットワークの設定
2.3 IPv6環境で運用する場合のDevice Managerの設定
2.3.1 Device ManagerをIPv6環境に移行するときの設定
2.3.2 IPv6に対応したストレージシステムと連携するための設定
2.4 管理サーバのIPアドレスまたはホスト名の変更
2.4.1 管理サーバのホスト名の変更
2.4.2 管理サーバのIPアドレスの変更
2.4.3 管理サーバのIP アドレスまたはホスト名の変更後に必要な作業
2.5 Hitachi Command Suite製品のURLの変更(hcmdschgurlコマンド)

3. ユーザーアカウントを管理するために必要な設定
3.1 パスワードポリシーとは
3.1.1 パスワードポリシーの設定
3.2 アカウントロックとは
3.2.1 アカウントロックポリシーとは
3.2.2 アカウントロックポリシーの設定
3.2.3 Systemアカウントのロックに関する設定
3.2.4 アカウントロックの解除
3.3 外部認証サーバでのユーザー管理

4. セキュリティ設定
4.1 警告バナーとは
4.1.1 警告バナーに表示するメッセージの条件
4.1.2 警告バナーに表示するメッセージの作成と登録
4.1.3 警告バナーからのメッセージの削除
4.2 通信に関するセキュリティ設定
4.3 管理サーバに接続できる管理クライアントを制限するための設定
4.4 Device Manager CLIまたはTiered Storage Manager CLIでパスワードをコード化するときの強度の変更

5. 関連製品と連携するために必要な設定
5.1 Element Managerを使用するために必要な設定
5.1.1 Storage Navigator Modular 2と連携するための前提条件
5.1.2 Element Managerを使用するための設定
5.1.3 Element Managerを使用するための設定の解除
5.2 ストレージシステムの性能情報を収集するために必要な設定
5.2.1 ストレージシステムの性能情報を収集するためのシステム構成
5.2.2 Device Managerサーバ,Tuning ManagerサーバおよびTuning Manager - Agent for RAID間で通信するための設定
5.2.3 ストレージシステムの性能情報を収集するための設定
5.2.4 Device Managerサーバを設定するための操作フロー(ストレージシステムの性能情報の収集)
5.2.5 管理クライアントの設定(ストレージシステムの性能情報の収集)
5.3 Universal Replicatorの性能を分析するために必要な設定
5.3.1 Universal Replicatorの性能を分析するためのシステム構成
5.3.2 Universal Replicatorの性能を分析するためのDevice Managerの設定
5.3.3 Universal Replicatorの性能を分析するためのReplication Managerの設定
5.3.4 Universal Replicatorの性能を分析するためのTuning Managerの設定
5.4 JP1/IMからHitachi Command Suite製品のGUIをラウンチするために必要な設定
5.4.1 JP1/IMからHitachi Command Suite製品のGUIをラウンチするための前提環境
5.4.2 JP1/IMからHitachi Command Suite製品のGUIをラウンチするための設定

6. ログおよびアラートの設定
6.1 統合ログの設定
6.1.1 トレースログファイルの設定(Windows)
6.1.2 トレースログファイルの設定(SolarisまたはLinux)
6.1.3 Tiered Storage Manager CLIのログファイル採取の設定
6.2 監査ログを採取するために必要な設定
6.2.1 監査ログに出力される監査事象
6.2.2 監査ログの環境設定ファイルの編集
6.3 アラートの設定
6.3.1 Device Managerでの障害検知
6.3.2 SNMPトラップをアラートに表示するための設定
6.3.3 アラートをEメール通知するための操作フロー
6.4 SNMPトラップをログファイルに出力するための設定
6.4.1 SNMPトラップをログファイルに出力するための設定
6.5 イベント通知を使用するために必要な設定
6.5.1 イベント通知のためのプロパティの設定
6.5.2 イベント通知テンプレートの編集
6.5.3 SMTP認証ユーザーの設定
6.6 JP1/IMでログを参照するために必要な設定
6.6.1 管理サーバがWindowsの場合
6.6.2 管理サーバがSolarisまたはRed Hat Enterprise Linuxの場合

7. CIM/WBEMのセットアップ
7.1 CIM/WBEMとは
7.2 Device ManagerのCIM/WBEM機能
7.3 ネームスペースの指定方法
7.4 CIM/WBEM機能を使用するためのユーザーアカウント
7.5 CIM/WBEM機能を利用するための設定
7.5.1 CIM/WBEM機能で使用するポートの変更
7.6 CIM/WBEM機能でストレージシステムの性能情報を取得するための設定
7.6.1 CIM/WBEM機能で性能情報を取得する場合のシステム構成
7.6.2 エンタープライズクラスストレージの性能情報を取得するための設定
7.6.3 ミッドレンジストレージの性能情報を取得するための設定
7.7 SLPサービスの制御
7.7.1 サービスディスカバリー機能を使用する場合の前提ソフトウェア
7.7.2 SLPサービスの起動と停止
7.7.3 SLPサービスの解除
7.7.4 OpenSLPのログに関する注意事項

8. クラスタ環境でのセットアップ
8.1 管理サーバの環境の確認
8.2 Windowsでのセットアップ
8.2.1 新規インストール(Windows)
8.2.2 アップグレードまたは上書きインストール(Windows)
8.2.3 クラスタ環境への変更(Windows)
8.2.4 アンインストール(Windows)
8.3 Solarisでのセットアップ
8.3.1 新規インストール(Solaris)
8.3.2 アップグレードまたは上書きインストール(Solaris)
8.3.3 クラスタ環境への変更(Solaris)
8.3.4 アンインストール(Solaris)

9. サービスの起動と停止
9.1 Hitachi Command Suiteの常駐プロセス
9.2 サービスの起動
9.3 サービスの停止
9.4 サービスの稼働状態の確認

10. データベースの管理
10.1 データベースを管理する前に
10.2 データベースのバックアップ
10.2.1 データベースのバックアップ(非クラスタ構成の場合)
10.2.2 データベースのバックアップ(Microsoft Cluster ServiceまたはWindows Server Failover Clusteringの場合)
10.2.3 データベースのバックアップ(Veritas Cluster Serverの場合)
10.2.4 データベースのバックアップ(Sun Clusterの場合)
10.3 データベースの復元
10.3.1 データベース不整合時のデータベースの復元
10.3.2 データベース破損時のデータベースの復元
10.4 データベースの移行
10.4.1 データベースを移行する場合の注意事項
10.4.2 データベースを移行する流れ
10.4.3 移行先サーバへのHitachi Command Suite製品のインストール
10.4.4 移行元サーバでのデータベースのエクスポート
10.4.5 移行先サーバでのデータベースのインポート

11. Device Managerエージェントの運用
11.1 Device Managerエージェントを運用するための前提条件
11.1.1 複数のNIC が搭載されたホストを使用する場合の前提条件
11.1.2 Device Managerエージェントを運用する場合の注意事項
11.2 Device Managerエージェントの環境設定
11.2.1 Device Managerエージェントで使用するJava の実行環境の変更(javapath_setupコマンド)
11.2.2 Device ManagerエージェントのWindowsファイアウォールへの例外登録(firewall_setupコマンド)
11.2.3 java プロセスのSEDへの例外登録(AIX)
11.2.4 コピーペアを管理するために必要な設定
11.2.5 ホストで100個以上のLUを管理する場合に必要な設定
11.2.6 Device Managerエージェントの常駐プロセス
11.3 Device Managerエージェントの操作
11.3.1 エージェント機能の確認(hbsa_modinfoコマンド)
11.3.2 Device Managerエージェントのレジストリーとファイルの削除(hbsa_utilコマンド)
11.3.3 Device Managerエージェントのバージョンの表示(hdvm_infoコマンド)
11.3.4 Device Managerサーバの情報,HiScanコマンドの実行周期およびRAID ManagerまたはP9000 RAID Managerの情報の設定(hdvmagt_settingコマンド)
11.3.5 Device Managerサーバへのホスト情報の手動通知(HiScanコマンド)
11.3.6 デバイス情報の取得(hldutilコマンド)
11.4 構成定義ファイルの利用
11.4.1 構成定義ファイルを利用するための前提環境
11.4.2 構成定義ファイルの編集
11.4.3 構成定義ファイルの格納場所の変更
11.4.4 構成定義ファイルを利用する上での注意事項
11.5 Device Managerエージェントのリモートインストール
11.5.1 Device Managerエージェントをリモートインストールするための操作フロー
11.5.2 Device Managerエージェントをリモートインストールする場合のシステム構成
11.5.3 Device Managerエージェントのパッケージング(Windows)
11.5.4 Device Managerエージェントのパッケージング(UNIX)
11.5.5 Device Managerエージェントの配布指令の作成,登録および実行(Windows)
11.5.6 Device Managerエージェントの配布指令の作成,登録および実行(Solaris)
11.5.7 リモートインストールの実行結果の戻り値

12. Host Data Collectorのセットアップ
12.1 Host Data Collectorのインストール
12.1.1 Host Data Collectorのインストール条件
12.1.2 Host Data Collectorのインストール(Windows)
12.1.3 Host Data Collectorのインストール(SolarisまたはLinux)
12.1.4 Host Data Collectorを運用する場合の注意事項
12.1.5 管理サーバへのHost Data Collectorマシンの登録
12.2 Host Data Collectorの環境設定
12.2.1 Host Data Collectorの常駐プロセス
12.2.2 Host Data Collectorのファイアウォールへの例外登録(Windows)
12.2.3 Host Data Collectorで使用するJava の実行環境の変更
12.2.4 Host Data Collectorマシンに複数のIPアドレスがある場合の設定
12.2.5 Host Data Collectorのバージョンの確認
12.3 Host Data Collectorのアンインストール
12.3.1 Host Data Collectorのアンインストール(Windows)
12.3.2 Host Data Collectorのアンインストール(SolarisまたはLinux)

13. トラブルシューティング
13.1 一般的な問題と解決策
13.1.1 管理サーバで発生したトラブルへの対処方法(Device Manager)
13.1.2 管理サーバで発生したトラブルへの対処方法(Tiered Storage Manager)
13.1.3 ホストで発生したトラブルへの対処方法
13.2 トラブル発生時に採取が必要な保守情報
13.2.1 管理サーバの保守情報の取得(hcmdsgetlogsコマンド)
13.2.2 Host Data Collectorマシンの保守情報の取得(hdc_getrasコマンド)
13.2.3 Host Data Collector管理対象ホストの保守情報の取得(hdc_target_getrasコマンド)
13.2.4 Device Managerエージェントの保守情報の取得(TICコマンド)
13.2.5 HBase Storage Mgmt Common Serviceのスレッドダンプ取得(Windows)
13.2.6 HCS Device Manager Web Serviceのスレッドダンプ取得(Windows)
13.2.7 HBase Storage Mgmt Common Serviceのスレッドダンプ取得(SolarisまたはLinux)
13.2.8 HCS Device Manager Web Serviceのスレッドダンプ取得(SolarisまたはLinux)
13.3 監査ログの確認
13.3.1 監査ログのメッセージテキスト
13.3.2 Device Managerサーバリクエスト受理詳細メッセージ
13.3.3 Tiered Storage Managerのユーザー操作と監査ログの対応

付録A. Device Managerサーバのプロパティ
A.1 Device Managerサーバのプロパティファイル
A.2 Device Managerサーバの構成情報に関するプロパティ(server.propertiesファイル)
A.3 Device Managerのデータベースに関するプロパティ(database.propertiesファイル)
A.4 Device Managerのログ出力に関するプロパティ(logger.propertiesファイル)
A.5 Device Managerのスレッドに関するプロパティ(dispatcher.propertiesファイル)
A.6 Device ManagerのMIMEに関するプロパティ(mime.propertiesファイル)
A.7 Device ManagerのGUIに関するプロパティ(client.propertiesファイル)
A.8 Device Managerのセキュリティに関するプロパティ
A.9 Device ManagerのSNMPトラップのログ出力に関するプロパティ(customizedsnmptrap.propertiesファイル)
A.10 Device Managerからラウンチするアプリケーションに関するプロパティ(launchapp.propertiesファイル)
A.11 ホストとの通信に関するプロパティ(host.propertiesファイル)
A.12 Host Data Collectorとの連携に関するプロパティ(hostdatacollectors.propertiesファイル)
A.13 マイグレーションに関するプロパティ(migration.propertiesファイル)
A.14 Tuning Managerとの連携に関するプロパティ(tuningmanager.propertiesファイル )
A.15 Universal Replicatorの性能分析に関するプロパティ(replication.propertiesファイル)
A.16 Replication Managerとの連携に関するプロパティ(rpmlib.propertiesファイル)
A.17 CIM/WBEM機能に関するプロパティ(jserver.propertiesファイル,cimxmlcpa.propertiesファイル,cimxmlscpa.propertiesファイル)

付録B. Tiered Storage Managerサーバのプロパティ
B.1 Tiered Storage Managerサーバのプロパティファイル
B.2 Tiered Storage Managerサーバの動作に関するプロパティ(server.propertiesファイル )
B.3 Tiered Storage ManagerのGUIに関するプロパティ(client.propertiesファイル )
B.4 Tiered Storage Managerのデータベースに関するプロパティ(database.propertiesファイル)
B.5 Tiered Storage ManagerからDevice Managerサーバへのアクセスに関するプロパティ(devicemanager.propertiesファイル)
B.6 Tiered Storage Managerのログ出力に関するプロパティ(logger.propertiesファイル)
B.7 Tiered Storage Managerのセキュリティに関するプロパティ

付録C. Host Data Collectorのプロパティ
C.1 Host Data Collectorのプロパティファイル
C.2 Host Data Collectorの動作に関するプロパティ(hdcbase.propertiesファイル)
C.3 Host Data Collectorのログ出力に関するプロパティ(logger.propertiesファイル)
C.4 Host Data CollectorのJava環境に関するプロパティ(javaconfig.propertiesファイル)

付録D. Device Managerエージェントのプロパティ
D.1 Device Managerエージェントのプロパティファイル
D.2 Device ManagerエージェントとReplication Managerサーバとの連携に関するプロパティ(agent.propertiesファイル )
D.3 Device Managerエージェントのhldutilコマンドの動作に関するプロパティ(hldutil.propertiesファイル )
D.4 Device Managerエージェントのログ出力に関するプロパティ(logger.propertiesファイル)
D.5 Device Managerエージェントのプログラム情報に関するプロパティ(programproductinfo.propertiesファイル )
D.6 Device Managerエージェントの動作に関するプロパティ(server.propertiesファイル )

付録E. このマニュアルの参考情報
E.1 関連マニュアル
E.2 このマニュアルでの表記
E.3 このマニュアルで使用している略語
E.4 KB(キロバイト)などの単位表記について

索引

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