Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド(Web Version)
管理サーバのOSが非クラスタ構成の場合に,データベースをバックアップする手順を説明します。
- Administrator権限またはroot権限のユーザーで管理サーバにログインします。
- hcmdsbackupsコマンドを実行してデータベースをバックアップします。
- Windowsの場合:
- <Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ>\bin\hcmdsbackups /dir <バックアップファイルの格納先フォルダ> /auto
- SolarisまたはLinuxの場合:
- <Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ>/bin/hcmdsbackups -dir <バックアップファイルの格納先ディレクトリ> -auto
hcmdsbackupsコマンドを実行すると,dirオプションに指定したバックアップファイルの格納先ディレクトリにdatabaseというディレクトリが作成され,データベースのバックアップファイルがbackup.hdbというファイル名で格納されます。
- dir
- データベースのバックアップファイルを格納するローカルディスク上のディレクトリを絶対パスで指定します。SolarisまたはLinuxの場合は,パスには空白を含めないようにしてください。
- dirオプションに指定するディレクトリの下には,ファイルおよびサブディレクトリがないことを確認してください。
- auto
- Hitachi Command Suite製品のサービスを自動的に起動/停止するオプションです。
- 重要
- dirオプションに指定したバックアップファイルの格納先ディレクトリに作成されるdatabase以外のディレクトリには,Hitachi Command Suite製品の設定ファイルがバックアップされます。管理サーバの障害によってHitachi Command Suite製品を再インストールすることになった場合には,バックアップされた設定ファイルで以前の設定内容を確認できます。
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