Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド(Web Version)

[目次][索引][前へ][次へ]


10.2.1 データベースのバックアップ(非クラスタ構成の場合)

管理サーバのOSが非クラスタ構成の場合に,データベースをバックアップする手順を説明します。

  1. Administrator権限またはroot権限のユーザーで管理サーバにログインします。
  2. hcmdsbackupsコマンドを実行してデータベースをバックアップします。

    Windowsの場合:
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ\bin\hcmdsbackups /dirバックアップファイルの格納先フォルダ/auto

    SolarisまたはLinuxの場合:
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ/bin/hcmdsbackups -dirバックアップファイルの格納先ディレクトリ-auto

    dir
    データベースのバックアップファイルを格納するローカルディスク上のディレクトリを絶対パスで指定します。SolarisまたはLinuxの場合は,パスには空白を含めないようにしてください。
    dirオプションに指定するディレクトリの下には,ファイルおよびサブディレクトリがないことを確認してください。

    auto
    Hitachi Command Suite製品のサービスを自動的に起動/停止するオプションです。
    hcmdsbackupsコマンドを実行すると,dirオプションに指定したバックアップファイルの格納先ディレクトリにdatabaseというディレクトリが作成され,データベースのバックアップファイルがbackup.hdbというファイル名で格納されます。
    重要
    dirオプションに指定したバックアップファイルの格納先ディレクトリに作成されるdatabase以外のディレクトリには,Hitachi Command Suite製品の設定ファイルがバックアップされます。管理サーバの障害によってHitachi Command Suite製品を再インストールすることになった場合には,バックアップされた設定ファイルで以前の設定内容を確認できます。

[目次] [前へ] [次へ]


All Rights Reserved. Copyright© 2010, 2014, Hitachi, Ltd.