Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド(Web Version)
Device Managerエージェントの管理対象の通常ホストまたは仮想マシンで保守情報を取得するには,TICコマンドを実行します。
- Administrator権限(Windowsの場合)またはroot(UNIXの場合)でのログイン
- Windowsの場合
- TIC.bat [-outdir <フォルダ名> [-f] [-d [<アドオンモジュール名>]]]
- SolarisまたはHP-UXの場合
- TIC.sh [-outdir <ディレクトリ名> [-f] [-d [<アドオンモジュール名>]]]
- AIXまたはLinuxの場合
- TIC.sh [-outdir <ディレクトリ名> [-f]]
- Windowsの場合
- <Device Managerエージェントのインストールフォルダ>\bin
- Solaris,Linux,またはHP-UXの場合
- /opt/HDVM/HBaseAgent/bin
- AIXの場合
- /usr/HDVM/HBaseAgent/bin
- -outdir
- 保守情報の出力先を,絶対パスまたはカレントディレクトリからの相対パスで指定します。
- パスの区切り文字を除き,次の文字は指定できません。
- \ / : , ; * ? “ < > | $ % & ‘ ` ^
- このオプションを省略した場合,TICコマンドの格納先が指定されたものとして動作します。
- -f
- -outdirオプションで指定したディレクトリがすでに存在する場合,強制的に上書きするときに指定します。
- -d
- 特定のアドオンモジュールの障害情報を取得対象から外したい場合に,略称を次の形式で指定します。
- hglm:Global Link Managerエージェント(Windows,SolarisまたはHP-UXの場合だけ)
- hrpmap:Replication Manager Applicationエージェント(Windowsの場合だけ)
- 複数指定する場合はコンマ(,)で区切ります。アドオンモジュール名を省略した場合は,Global Link ManagerエージェントとReplication Manager Applicationエージェントの障害情報は取得されません。
次の場所に保守情報が出力されます。
- Windowsの場合:
- <-outdirオプションに指定したフォルダ>\resultDir
- UNIXの場合:
- <-outdirオプションに指定したディレクトリ>/resultDir
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