Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド(Web Version)
データベースに障害が発生した場合,状況に応じて,次の方法で復元できます。
- データベースに不整合が生じた場合
hcmdsbackupsコマンドでバックアップしておいたデータベースを使用して,復元できます。
データベースをバックアップした時点の管理サーバと,データベースを復元する時点の管理サーバとで,次のすべてが一致していることが前提です。
- インストールされているHitachi Command Suite製品の種類,バージョンおよびリビジョン
- 各Hitachi Command Suite製品のインストール先
- Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストール先
- 各Hitachi Command Suite製品のデータベースのインストール先
- Hitachi Command Suite共通コンポーネントのデータベースのインストール先
- マシンのIPアドレスとホスト名
- データベースが破損した場合
hcmdsdbtransコマンドでエクスポートしておいたデータベースを使用して,復元できます。
データベースをエクスポートした時点の管理サーバと,データベースを復元する時点の管理サーバとで,インストールされているHitachi Command Suite製品の種類,バージョンおよびリビジョンが一致していることが前提です。
hcmdsdbrepairコマンドを実行すると,管理サーバにインストールされている全Hitachi Command Suite製品のデータベースは強制削除され,エクスポートしておいたデータベースに置き換わります。
- この節の構成
- 10.3.1 データベース不整合時のデータベースの復元
- 10.3.2 データベース破損時のデータベースの復元
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