Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド(Web Version)

[目次][索引][前へ][次へ]


3.2 アカウントロックとは

アカウントロックとは,ユーザーアカウントをロックする(一時的に無効にする)ことです。

アカウントロックを有効にすることで,第三者による不正アクセスのリスクを軽減できます。ユーザーアカウントを管理サーバで管理する場合は,アカウントロックを有効にすることをお勧めします。

Hitachi Command Suite製品では,ユーザーが複数回連続してGUIへのログインに失敗した場合に,ユーザーアカウントを自動的にロックできます。

アカウントロックを有効にするには,アカウントロックポリシー(アカウントをロックするログイン連続失敗回数)を設定する必要があります。

参考
GUIでは,アカウントロックの方法として,任意のユーザーアカウントのロック状態を変更することもできます。
なお,ロック状態の変更は,User ManagementのAdmin権限を持つユーザーだけが操作できます。
注意
  • Systemアカウントは,Hitachi Command Suite製品の初期導入時にはアカウントロックの対象になっていません。SystemアカウントにはすべてのHitachi Command Suite製品のAdmin権限が設定されています。セキュリティを強化するためにSystemアカウントもロックの対象にする場合は,設定を変更する必要があります。
  • 外部認証サーバと連携してユーザー認証を行う場合,自動ロックの制御は,外部認証サーバでの設定が適用されます。
この節の構成
3.2.1 アカウントロックポリシーとは
3.2.2 アカウントロックポリシーの設定
3.2.3 Systemアカウントのロックに関する設定
3.2.4 アカウントロックの解除

[目次] [前へ] [次へ]


All Rights Reserved. Copyright© 2010, 2014, Hitachi, Ltd.