Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド(Web Version)
アカウントロックとは,ユーザーアカウントをロックする(一時的に無効にする)ことです。
アカウントロックを有効にすることで,第三者による不正アクセスのリスクを軽減できます。ユーザーアカウントを管理サーバで管理する場合は,アカウントロックを有効にすることをお勧めします。
Hitachi Command Suite製品では,ユーザーが複数回連続してGUIへのログインに失敗した場合に,ユーザーアカウントを自動的にロックできます。
アカウントロックを有効にするには,アカウントロックポリシー(アカウントをロックするログイン連続失敗回数)を設定する必要があります。
参考
- GUIでは,アカウントロックの方法として,任意のユーザーアカウントのロック状態を変更することもできます。
- なお,ロック状態の変更は,User ManagementのAdmin権限を持つユーザーだけが操作できます。
注意
- Systemアカウントは,Hitachi Command Suite製品の初期導入時にはアカウントロックの対象になっていません。SystemアカウントにはすべてのHitachi Command Suite製品のAdmin権限が設定されています。セキュリティを強化するためにSystemアカウントもロックの対象にする場合は,設定を変更する必要があります。
- 外部認証サーバと連携してユーザー認証を行う場合,自動ロックの制御は,外部認証サーバでの設定が適用されます。
- この節の構成
- 3.2.1 アカウントロックポリシーとは
- 3.2.2 アカウントロックポリシーの設定
- 3.2.3 Systemアカウントのロックに関する設定
- 3.2.4 アカウントロックの解除
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