Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド(Web Version)
Device Managerサーバ,Tuning Managerサーバ,およびTuning Manager - Agent for RAID間で正しく通信できるように,各マシンの設定内容を確認します。
- 各マシンのGMTが一致していること。
GMTが5分以上異なるときは,エラーになることがあります。- 各マシンでほかのプログラムを共存させる場合,ポート番号が重複していないこと。また,マシン間にファイアウォールが設置されている場合は,使用するポート番号を例外登録していること。
- Tuning ManagerサーバおよびTuning Manager - Agent for RAIDのインストール先マシンが,ホスト名からIPアドレスに名前解決できること。
- ホスト名が33バイト以上の場合,エイリアス名を設定し,エイリアス名からIPアドレスへの名前解決ができるようにしてください。
- IPv6環境で運用する場合,IPv4とIPv6の両方を使用できるように設定してください。また,ホスト名からIPv6アドレスを解決できるように設定してください。
- Tuning ManagerサーバまたはTuning Manager - Agent for RAIDのインストール先マシンが複数NICを搭載している場合,jpchostsファイルにIPアドレスを設定し,jpchostsファイルをシステム内で統一するようにしてください。
- Tuning ManagerサーバとDevice Managerサーバを同一マシンにインストールし,通信にTLS/SSL を使用する場合,Tuning ManagerサーバとDevice Managerサーバで設定が完了していること。
参考
- Device Managerサーバのインストール先マシンとTuning Manager - Agent for RAIDのインストール先マシンでタイムゾーンが異なり,かつDevice Managerサーバのインストール先マシンの時刻がTuning Manager - Agent for RAIDのインストール先マシンの時刻よりも早い環境で運用する場合,[モビリティ]タブを参照した時刻によっては性能情報が正しく表示されないことがあります。時差を考慮し,次のどちらかの方法で運用してください。
- Device Managerサーバのdispatcher.propertiesファイルにあるserver.dispatcher.daemon.autoSynchro.performance.startTimeプロパティの値を変更する。
両マシンのローカルタイムが同じ日付になる時刻以降を設定してください。- 両マシンのローカルタイムが同じ日付になる時刻以降に性能情報をリフレッシュする。
[ストレージシステム更新]画面で[性能情報を更新する]チェックボックスをチェックしてストレージシステムをリフレッシュするか,RefreshPerformanceDataコマンドを実行してください。
- 2.1 ポートの設定
- A.1.1 Device Managerサーバのプロパティの変更
- A.5.16 server.dispatcher.daemon.autoSynchro.performance.startTime
- Tuning Managerサーバの設定方法および使用するポート番号について:マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager Software インストールガイド」
- Tuning Manager - Agent for RAIDが使用するポート番号およびTuning Manager - Agent for RAIDの設定方法について:マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager - Agent for RAID」
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