Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド(Web Version)
Host Data Collectorのログ出力に関するプロパティは,logger.propertiesファイルに含まれています。
- Windowsの場合:
<Host Data Collectorのインストールフォルダ>\HDC\Base\config\logger.properties- SolarisまたはLinuxの場合:
<Host Data Collectorのインストールディレクトリ>/HDC/Base/config/logger.properties
- この節の構成
- C.3.1 logger.trace.level
- C.3.2 logger.trace.maxFileSize
- C.3.3 logger.trace.numOfFiles
- C.3.4 logger.iotrace.maxFileSize
- C.3.5 logger.iotrace.numOfFiles
Host Data Collectorが出力するトレースログの出力レベルを指定します。
このプロパティで指定した値以下の出力レベルのメッセージが,トレースログに出力されます。
メッセージ種別 出力レベル メッセージ説明 ERROR 0 エラー WARNING 10 警告 INFO 30 情報 - 40 デバッグ 指定できる値は,0,10,30および40です。
デフォルト:30
C.3.2 logger.trace.maxFileSize
Host Data Collectorのトレースログの最大サイズを指定します。
キロバイト単位のときはKB,メガバイト単位のときはMB,ギガバイト単位のときはGBと指定しないかぎり,指定したサイズはバイト単位であると見なされます。
指定できる値の範囲は,4096~2147483647です。
デフォルト:5242880
Host Data Collectorのトレースログの最大バックアップファイル数を指定します。
ログファイルがlogger.trace.maxFileSizeプロパティで指定された最大長に達すると,カウンターが追加された形式にファイル名が変更されます。ログファイルがさらに作成されると,指定された数のバックアップログファイルが作成されるまで,カウンターが増加していきます。指定された数のバックアップログファイルが作成されたあとは,新しいバックアップログファイルが作成されるたびに,最も古いバックアップログファイルが削除されます。
指定できる値の範囲は,2~16 です。
デフォルト:10
C.3.4 logger.iotrace.maxFileSize
通信トレースログの最大サイズを指定します。
キロバイト単位のときはKB,メガバイト単位のときはMB,ギガバイト単位のときはGBと指定しないかぎり,指定したサイズはバイト単位であると見なされます。
指定できる値の範囲は,4096~2147483647です。
デフォルト:5242880
C.3.5 logger.iotrace.numOfFiles
Host Data Collectorの通信トレースログの最大バックアップファイル数を指定します。
ログファイルがlogger.iotrace.maxFileSizeプロパティで指定された最大長に達すると,カウンターが追加された形式にファイル名が変更されます。ログファイルがさらに作成されると,指定された数のバックアップログファイルが作成されるまで,カウンターが増加していきます。指定された数のバックアップログファイルが作成されたあとは,新しいバックアップログファイルが作成されるたびに,最も古いバックアップログファイルが削除されます。
指定できる値の範囲は,2~16 です。
デフォルト:10
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