Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド(Web Version)

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2.3.1 Device ManagerをIPv6環境に移行するときの設定

IPv4環境で運用していたDevice ManagerをIPv6環境で運用する場合は,httpsd.confファイルを編集します。

重要
IPv6環境にDevice Managerを新規インストールした場合,インストーラーが自動的に設定を変更するため,この作業は不要です。

Device ManagerをIPv6環境に移行するには:

  1. Hitachi Command Suite製品のサービスを停止します。
  2. httpsd.confファイルを開きます。
    httpsd.confファイルの格納先を次に示します。
    • Windowsの場合:
      Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ\httpsd\conf\httpsd.conf
    • SolarisまたはLinuxの場合:
      Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ/httpsd/conf/httpsd.conf
  3. #Listen [::]:ポート番号>」の先頭にある番号記号(#)を削除して,IPv6での通信を有効にします。
    SSL通信の場合のhttpsd.confファイルを例に,番号記号(#)を削除する個所を次に示します。

    [図]

    注意
    • 非SSL通信の場合,SSLSessionCacheSizeの下にあるListen行の番号記号(#)を削除する必要はありません。
    • デフォルトでは,すべてのIPv6アドレスと通信できるように設定されています。
    • ポート番号はIPv4のListen行と同じ番号を指定してください。
    • IPv4のListen行を削除したり編集したりしないでください。誤って削除,編集した場合,IPv4での通信ができなくなります。
  4. Hitachi Command Suite製品のサービスを起動します。

関連項目

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