Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド(Web Version)
IPv4環境で運用していたDevice ManagerをIPv6環境で運用する場合は,httpsd.confファイルを編集します。
重要
- IPv6環境にDevice Managerを新規インストールした場合,インストーラーが自動的に設定を変更するため,この作業は不要です。
Device ManagerをIPv6環境に移行するには:
- Hitachi Command Suite製品のサービスを停止します。
- httpsd.confファイルを開きます。
httpsd.confファイルの格納先を次に示します。
- Windowsの場合:
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ>\httpsd\conf\httpsd.conf- SolarisまたはLinuxの場合:
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ>/httpsd/conf/httpsd.conf- 「#Listen [::]:<ポート番号>」の先頭にある番号記号(#)を削除して,IPv6での通信を有効にします。
SSL通信の場合のhttpsd.confファイルを例に,番号記号(#)を削除する個所を次に示します。
注意
- 非SSL通信の場合,SSLSessionCacheSizeの下にあるListen行の番号記号(#)を削除する必要はありません。
- デフォルトでは,すべてのIPv6アドレスと通信できるように設定されています。
- ポート番号はIPv4のListen行と同じ番号を指定してください。
- IPv4のListen行を削除したり編集したりしないでください。誤って削除,編集した場合,IPv4での通信ができなくなります。
- Hitachi Command Suite製品のサービスを起動します。
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