Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド(Web Version)
Tuning Managerとの連携に関するプロパティは,tuningmanager.propertiesファイルに含まれています。
- Windowsの場合:
<Device Managerサーバのインストールフォルダ>\HiCommandServer\config\tuningmanager.properties- SolarisまたはLinuxの場合:
<Device Managerサーバのインストールディレクトリ>/HiCommandServer/config/tuningmanager.properties
- この節の構成
- A.14.1 htnm.infoAcquirePeriod
- A.14.2 htnm.servers
- A.14.3 htnm.server.n.host
- A.14.4 htnm.server.n.protocol
- A.14.5 htnm.server.n.port
- A.14.6 htnm.flashMode
- A.14.7 hdvm.analytics.disabled
- A.14.8 hdvm.analytics.healthcheck.excludeMainframe
- A.14.9 hdvm.analytics.healthcheck.notification.exportreport.locale
パリティグループの利用率やボリュームのIOPSなどの性能情報の集計単位を指定します。
指定方法は次の3とおりです。
- day:性能情報を日単位で集計します。
- week:性能情報を週単位で集計します。Tuning Managerでは月曜日から日曜日を1週間としています。
- month:性能情報を月単位で集計します。Tuning Managerでは1日から月末日を1か月としています。
表示されるのは,集計が完了した性能情報です。そのため,dayを指定した場合は1日前の性能情報,weekを指定した場合は先週の性能情報,monthを指定した場合は先月の性能情報が表示されます。週や月の途中でストレージシステムをリフレッシュしても,同じ情報が表示されます。
デフォルト:day
接続するTuning Managerサーバの数を指定します。
指定できる値の範囲は,0~50です。
デフォルト:0
アクセスするTuning Managerサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。
プロパティ名のnには,「0」から「htnm.serversプロパティで指定した値 - 1」までの値を指定します。
- Device ManagerサーバとTuning Managerサーバが同一マシンの場合
Tuning ManagerサーバとHitachi Command Suite共通コンポーネント間の通信方式によって設定する値が異なります。
- httpで通信するとき
ループバックアドレス(127.0.0.1またはlocalhost)を指定してください。- httpsで通信するとき
Hitachi Command Suite共通コンポーネントのサーバ証明書のCNに指定したホスト名を指定してください。大文字,小文字の区別も同じにしてください。- Device ManagerサーバとTuning Managerサーバが別マシンの場合
アクセスするTuning Managerサーバのホスト名またはIPv4アドレスを指定してください。IPv6アドレスは指定できません。デフォルト:なし
Tuning ManagerサーバとHitachi Command Suite共通コンポーネント間の通信方式に応じて,httpまたはhttpsを指定します。
デフォルト:http
なお,プロパティ名のnには,「htnm.serversプロパティで指定した値 - 1」までの値を指定します。
アクセスするTuning ManagerサーバのHBase Storage Mgmt Web Serviceのポート番号を指定します。
htnm.server.n.protocolにhttpを指定した場合は,非SSL用のHBase Storage Mgmt Web Serviceのポート番号を指定します。htnm.server.n.protocolにhttpsを指定した場合は,SSL用のHBase Storage Mgmt Web Serviceのポート番号を指定します。
デフォルト:なし
なお,プロパティ名のnには,「htnm.serversプロパティで指定した値 - 1」までの値を指定します。
[分析]タブからTuning Managerの履歴レポートをラウンチする場合,履歴レポートのチャートの表示形式を指定します。
trueを指定すると,チャートをAdobe Flash Playerで表示します。falseを指定すると,チャートを画像(PNG 形式)で表示します。
デフォルト:true
A.14.7 hdvm.analytics.disabled
[分析]タブを非表示にします。
このプロパティはデフォルトでは存在しません。
[分析]タブを表示しない場合は,tuningmanager.propertiesファイルに,次のとおり指定してください。
hdvm.analytics.disabled=true
A.14.8 hdvm.analytics.healthcheck.excludeMainframe
メインフレームボリュームをヘルスチェックの分析対象にする場合に指定します。
デフォルトでは,メインフレームボリュームはヘルスチェックで分析されません。メインフレームボリュームも分析する場合は,このプロパティを指定してください。なお,このプロパティはデフォルトでは存在しないため,tuningmanager.propertiesファイルに,次のとおり指定してください。
hdvm.analytics.healthcheck.excludeMainframe=false
A.14.9 hdvm.analytics.healthcheck.notification.exportreport.locale
ヘルスチェック結果をEメールで通知する場合,ヘルスチェックレポートを添付するときのPDFファイルのロケールを指定します。
デフォルトでは,Device Managerサーバのロケールが指定されます。Device Managerサーバのロケールに日本語以外の言語が指定されている場合は,英語が指定されます。
Device Managerサーバのロケールとは別にPDFファイルのロケールを指定する場合は,このプロパティでロケールを指定してください。このプロパティにjaを指定すると日本語,enを指定すると英語のロケールが指定されます。
このプロパティはデフォルトでは存在しないため,次の形式で指定してください。
hdvm.analytics.healthcheck.notification.exportreport.locale=<ロケール値>
All Rights Reserved. Copyright© 2010, 2014, Hitachi, Ltd.