Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド(Web Version)
Device Managerでは,管理対象のストレージシステムやファイルサーバの障害を,次の方法で検知します。
- ポーリング(デフォルト)
Device Managerが,ストレージシステムの稼働状況を定期的に監視し,障害を検知した場合にアラートとして表示します。アラートには発生部位と障害の概要が含まれています。
ポーリングの間隔は,Device Managerサーバのserver.dispatcher.daemon.pollingPeriodプロパティで設定できます。- SNMPトラップ(オプション)
ストレージシステムまたはファイルサーバからSNMPトラップを受信した時点で,SNMPトラップをアラートとして表示します。SNMPトラップには障害の発生部位だけでなく,発生場所の情報も含まれているため,障害要因を特定する際に便利です。なお,SNMPトラップをDevice Managerで受信するためには,環境設定が必要です。Device Managerで表示できるアラートは,ストレージシステムやファイルサーバによって異なります。それぞれのサポート有無を次の表に示します。
表6-11 Device Managerで表示できるアラート
管理対象 ポーリング SNMPトラップ ストレージシステム Virtual Storage Platform ○ ○ Universal Storage Platform V/VM ○ ○ Hitachi USP ○ ○ SANRISE9900V ○ ○ HUS VM ○ ○ HUS100 ○ × Hitachi AMS2000 ○ × Hitachi SMS ○ × Hitachi AMS/WMS ○ × SANRISE9500V ○ × SMI-S enabledストレージシステム × × ファイルサーバ Hitachi Virtual File Platform × ○ Hitachi NAS Platform × ×
- (凡例)
- ○:サポート ×:非サポート
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