Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド(Web Version)

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6.1.2 トレースログファイルの設定(SolarisまたはLinux)

Hitachi Command Suite共通コンポーネントのトレースログファイルのファイル数やファイルサイズを変更する場合は,ユーティリティプログラム(hntr2util)を使って設定します。

警告
トレースログファイルの設定を変更すると,共通トレースログを使用するそのほかのプログラム製品に影響が及びます。

事前に完了しておく操作

Hitachi Command Suite共通コンポーネントのトレースログファイルを設定するには:

  1. 次の場所に格納されているユーティリティプログラムを実行します。
    /opt/hitachi/HNTRLib2/bin/hntr2util
  2. メニューで,2Number of log files)を指定します。
  3. サブメニューで,トレースログファイル数を指定し,[Enter]キーを押します。
    トレースログファイルは,最大16 個設定できます。デフォルトは4個です。
  4. メニューで,1Size of a log file)を指定します。
  5. サブメニューで,トレースログのファイルサイズを指定し,[Enter]キーを押します。
    トレースログのファイルサイズが指定した値になると,次のファイルに切り替えられます。
    トレースログのファイルサイズは,8KB~4096KBで指定できます。デフォルトは256KBです。[Size of buffer]の値よりも大きい値を指定してください。
  6. 設定内容を確認して[e]キーを押したあと,[Enter]キーを押します。
  7. 変更後の設定を保存するために,[y]キーを押して終了します。
  8. 次のコマンドを実行して,メモリマップドファイルを削除します。
    # rm /opt/hitachi/HNTRLib/mmap/hntrmmap.mm
  9. 変更を適用するために,OSを再起動します。

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