Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド(Web Version)

[目次][索引][前へ][次へ]


11.2.1 Device Managerエージェントで使用するJava の実行環境の変更(javapath_setupコマンド)

ホストのOSがWindowsまたはLinuxの場合に,javapath_setupコマンドを実行して,Device Managerエージェントで使用するJavaの実行環境を変更します。

事前に完了しておく操作

事前に確認しておく情報

コマンドの形式

javapath_setup {-set [new|bundle|Javaの実行環境のインストールパス]|-check}

コマンドの格納先

Windowsの場合
Device Managerエージェントのインストールフォルダ\bin

Linuxの場合
/opt/HDVM/HBaseAgent/bin

オプション

-set
Javaの実行環境を変更する場合に指定します。引数を省略した場合は,newを指定したものと見なされます。
  • new
    ホストにインストールされているOracle JDKまたはOracle JREのうち,最新バージョンのJavaの実行環境を使用するときに指定します。
    同じバージョンのJavaの実行環境がインストールされている場合はJDKが優先されます。
  • bundle
    Device Managerエージェントに同梱されたJavaの実行環境を使用するときに指定します。
  • Javaの実行環境のインストールパス
    特定のJavaの実行環境を使用するときに,インストールパスを絶対パスで指定します。

-check
ホストにインストールされているOracle JDKまたはOracle JREのうち,最新バージョンのJavaの実行環境を確認する場合に指定します。
注意
  • コマンド実行後は,Device Managerエージェントのサービスを再起動する必要があります。
  • 次の場合,32ビット用のJavaの実行環境を使用してください。
    ・ホストのOSがWindowsのとき
    ・ホストのOSがLinuxで,CIM/WBEM機能を利用してエンタープライズクラスストレージの性能情報を取得するとき
    ・Dynamic Link Managerがホストにインストールされているとき
  • バージョン7.0.1以前からバージョンアップしたあとに,Javaの実行環境をDevice Managerエージェントに同梱されたJREから,Oracle JDKまたはOracle JRE に変更した場合は,Device ManagerエージェントをWindowsファイアウォールに例外登録する必要があります。

関連項目

[目次] [前へ] [次へ]


All Rights Reserved. Copyright© 2010, 2014, Hitachi, Ltd.