Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド(Web Version)
Universal Replicatorの性能を分析するには,オープン系システムでUniversal Replicatorのコピーグループを管理するためのシステム構成であることや,Tuning Managerが設置された構成である必要があります。
管理クライアントは,プライマリーサイトとセカンダリーサイトのDevice Managerサーバのどちらにも接続できますが,次の条件をすべて満たすように構成されているか確認してください。
- 管理クライアントから接続するDevice Managerサーバと同じサイト([レプリケーション]タブ側のサイト)内に,Tuning Managerサーバを設置していること。
- [レプリケーション]タブ側とは別のサイトにあるReplication Managerをメンテナンスモードにしていること。
- Tuning Manager - Agent for RAIDを両方のサイトに設置していること。
管理クライアントからプライマリーサイトのDevice Managerサーバに接続して,Universal Replicatorの性能を分析する場合のシステム構成例を次に示します。
図5-3 プライマリーサイトのDevice Managerサーバに接続して性能分析する場合のシステム構成例
重要
- 管理サーバの環境を新しいマシンに移行する場合は,収集した性能情報を引き継ぐための手順を実行する必要があります。手順どおりに実行しないと,性能情報のデータが消えるおそれがあります。 詳細は,「ソフトウェア添付資料」を参照してください。
参考
- 次の操作を実行すると,[レプリケーション]タブで表示されていたC/Tデルタやジャーナルボリューム使用率の履歴が表示されなくなります。
- ペア管理サーバを変更する
- ペア管理サーバのWWNを変更する
- ペア管理サーバのiSCSIイニシエーターのiSCSIネームを変更する
- Replication Managerのメンテナンスモードについて:マニュアル「Hitachi Command Suite Replication Manager Software システム構成ガイド」
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