Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド(Web Version)
管理サーバの環境によって,セットアップ方法が異なります。次の表を参照して,管理サーバの環境に応じたセットアップを開始してください。
管理サーバの環境 参照先 Windows Solaris 管理サーバが
クラスタ環境Device Managerがインストールされていない 8.2.1 新規インストール(Windows) 8.3.1 新規インストール(Solaris) Device Managerがインストールされている 8.2.2 アップグレードまたは上書きインストール(Windows) 8.3.2 アップグレードまたは上書きインストール(Solaris) 管理サーバが
非クラスタ環境Device Managerがインストールされていない※ 8.2.3 クラスタ環境への変更(Windows) 8.3.3 クラスタ環境への変更(Solaris) Device Managerがインストールされている 8.2.3 クラスタ環境への変更(Windows) 8.3.3 クラスタ環境への変更(Solaris)
- 注※
- 事前にDevice Managerの新規インストールが必要です。
クラスタ環境をセットアップする際には,データベースの再作成およびバックアップをすることになります。管理サーバ上に次の空き容量があることを確認してください。
- データベースの再作成先に必要な空き容量:
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのデータベース容量>+<Device Managerサーバと同一ホストにインストールされているDevice Managerサーバを含むすべてのHitachi Command Suite製品のデータベース容量>- データベースのバックアップに必要な空き容量:
(<バックアップ対象となるHitachi Command Suite製品のデータベースサイズの総和>+1GB)×2
Device Manager,Tiered Storage Manager,Replication ManagerおよびHitachi Command Suite共通コンポーネントのデータベースの容量については,データベースファイルの格納先ディレクトリの容量をデータベースのサイズとしてください。ほかのHitachi Command Suite製品のデータベースの容量については,各製品のマニュアルを参照してください。
注意
- クラスタを構成するすべてのノードは,同じディスク構成にして,Hitachi Command Suite製品のインストール先(ドライブ文字やパス名など)も同じにする必要があります。
- インストール後に,Hitachi Command Suite製品の設定を変更する場合には,すべてのノードに同一の設定を実施してください。
- ここでは,クラスタ化するサービスの集まり(サービスのフェールオーバーの単位)をリソースグループと呼びます。
- Hitachi Command Suite製品のインストール方法:マニュアル「Hitachi Command Suite Software インストールガイド」
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