Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド(Web Version)
Device Managerサーバのメモリーヒープサイズを変更するには,Server.ini ファイル(Windowsの場合)またはhicommand.shファイル(SolarisまたはLinuxの場合)を編集します。
- 管理対象となるLDEV数
表1-3 Device Managerサーバのメモリーヒープサイズの目安
管理リソース メモリーヒープサイズ 256MB
(下限:128MB)512MB
(下限:128MB)1024MB
(下限:128MB)1台のストレージシステム当たりのLDEV数 2,000以下 6,000以下 6,001以上 - 管理対象となるファイルサーバの構成(ファイルサーバを管理対象にする場合)
ファイルサーバのクラスタ数や台数に応じて,次のとおりメモリーヒープサイズを設定してください。LDEV数から算出したメモリーヒープサイズと値が異なる場合,どちらか大きい方を設定してください。
- クラスタ数が1つ,または非クラスタ構成のファイルサーバを1台管理する場合
メモリーヒープサイズは512MBを設定してください。- クラスタ数が2つ以上,または非クラスタ構成のファイルサーバを2台以上管理する場合
メモリーヒープサイズは1024MBを設定してください。メモリーヒープサイズを変更するには:
- 次のファイルをテキストエディターで開きます。
- Windowsの場合:
- <Device Managerサーバのインストールフォルダ>\HiCommandServer\Server.ini
- SolarisまたはLinuxの場合:
- <Device Managerサーバのインストールディレクトリ>/hicommand.sh
- メモリーヒープサイズを変更します。
- Windowsの場合:
- 次に示す形式でJVM_XOPT_HEAP_MAXに適切な値を指定してください。
- JVM_XOPT_HEAP_MAX=-Xmx<設定値>m
- SolarisまたはLinuxの場合:
- startオプションのスクリプトに記載されているjavaコマンドの-Xmxオプションに値を設定してください。
- 変更例:値を256MBから512MBに変更する場合
- 変更前:java -Xmx256m -classpath ...
- 変更後:java -Xmx512m -classpath ...
- Hitachi Command Suite製品のサービスを再起動します。
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