Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド(Web Version)
運用開始後に,Hitachi Command Suite製品で使用するJDKを変更するには,hcmdschgjdkコマンドを実行します。
- Hitachi Command Suite製品が前提とするJDKの確認
詳細は,「ソフトウェア添付資料」を参照してください。JDKを変更するには:
- Hitachi Command Suite製品のサービスを停止します。
- 使用するJDKを変更します。
次のコマンドを実行して,表示された画面で使用するJDKを選択します。
- Windowsの場合:
- <Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ>\bin\hcmdschgjdk
- Solaris(SPARC)またはLinuxの場合:
- <Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ>/bin/hcmdschgjdk
- Hitachi Command Suite製品のサービスを起動します。
- 次の通信路でSSL/TLSを使用している場合は,サーバ証明書をトラストストアー(jssecacerts)に再度インポートします。
インポートし直すことで,サーバ証明書の格納場所が使用するJDKの配下に切り替わります。
- Device ManagerサーバとReplication Managerサーバ間
hcmdskeytoolユーティリティ(Windowsの場合)またはkeytoolユーティリティ(SolarisまたはLinuxの場合)で,Device Managerサーバのサーバ証明書(認証局のサーバ証明書,または自己署名証明書)をインポートし直します。- Tuning ManagerサーバとDevice Managerサーバ間
hcmdskeytoolユーティリティ(Windowsの場合)またはkeytoolユーティリティ(SolarisまたはLinuxの場合)で,Hitachi Command Suite共通コンポーネントのサーバ証明書(認証局のサーバ証明書,または自己署名証明書)をインポートし直します。- Windowsファイアーウォールが有効になっている環境で,Oracle JDKに切り替えた場合は,Oracle JDKのjava.exeファイルを手動で例外登録します。
重要
- 管理サーバのOSがSolaris(SPARC)の場合,Device Manager GUIからHitachi NAS Platformを管理するためには,Oracle JDK 6またはOracle JDK 7への切り替えが必要です。
- 管理サーバのOSがSolaris(x64)の場合,JDKの変更はできません。
- Hitachi Command Suite製品の運用中にOracle JDKを上書きまたはアップグレードインストールした場合は,使用するJDKを登録し直してください。
- Hitachi Command Suite製品の運用中にOracle JDKをアンインストールする場合は,使用するJDKをHitachi Command Suiteに同梱されたJDKに切り替えてください。
- バージョン7.0以前のHitachi Command Suite製品が管理サーバにインストールされている場合は,Oracle JDKには変更できません。
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