Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド(Web Version)

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1.3.4 JDKの変更

運用開始後に,Hitachi Command Suite製品で使用するJDKを変更するには,hcmdschgjdkコマンドを実行します。

事前に完了しておく操作

JDKを変更するには:

  1. Hitachi Command Suite製品のサービスを停止します。
  2. 使用するJDKを変更します。
    次のコマンドを実行して,表示された画面で使用するJDKを選択します。

    Windowsの場合:
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ\bin\hcmdschgjdk

    Solaris(SPARC)またはLinuxの場合:
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ/bin/hcmdschgjdk
  3. Hitachi Command Suite製品のサービスを起動します。
  4. 次の通信路でSSL/TLSを使用している場合は,サーバ証明書をトラストストアー(jssecacerts)に再度インポートします。
    インポートし直すことで,サーバ証明書の格納場所が使用するJDKの配下に切り替わります。
    • Device ManagerサーバとReplication Managerサーバ間
      hcmdskeytoolユーティリティ(Windowsの場合)またはkeytoolユーティリティ(SolarisまたはLinuxの場合)で,Device Managerサーバのサーバ証明書(認証局のサーバ証明書,または自己署名証明書)をインポートし直します。
    • Tuning ManagerサーバとDevice Managerサーバ間
      hcmdskeytoolユーティリティ(Windowsの場合)またはkeytoolユーティリティ(SolarisまたはLinuxの場合)で,Hitachi Command Suite共通コンポーネントのサーバ証明書(認証局のサーバ証明書,または自己署名証明書)をインポートし直します。
  5. Windowsファイアーウォールが有効になっている環境で,Oracle JDKに切り替えた場合は,Oracle JDKのjava.exeファイルを手動で例外登録します。
重要
  • 管理サーバのOSがSolaris(SPARC)の場合,Device Manager GUIからHitachi NAS Platformを管理するためには,Oracle JDK 6またはOracle JDK 7への切り替えが必要です。
  • 管理サーバのOSがSolaris(x64)の場合,JDKの変更はできません。
  • Hitachi Command Suite製品の運用中にOracle JDKを上書きまたはアップグレードインストールした場合は,使用するJDKを登録し直してください。
  • Hitachi Command Suite製品の運用中にOracle JDKをアンインストールする場合は,使用するJDKをHitachi Command Suiteに同梱されたJDKに切り替えてください。
  • バージョン7.0以前のHitachi Command Suite製品が管理サーバにインストールされている場合は,Oracle JDKには変更できません。

関連項目

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