Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド(Web Version)
Host Data Collectorを運用する場合には,幾つかの注意事項があります。
Host Data Collectorを使用してストレージシステムで256以上のLUNを認識するLinuxホストを登録すると,KAIC03006-Eのエラーメッセージが出力され,操作が失敗します。ホストのOSがLinuxの場合,Host Data Collectorの管理対象ホストで認識するストレージシステムの1ポートごとのLU数は256以下,LUNの範囲は0~255となるように指定してください。
また,クラスタ構成の場合は次の点にも注意してください。
- クラスタを構成する全ノードは,同じディスク構成にして,Host Data Collectorのインストール先(ドライブ名やパス名)も同じにする必要があります。
- インストール後にHost Data Collectorの設定を変更する場合は,全ノードで同一の設定にしてください。
- 実行系ノードで動作している状態でも,待機系ノードのHost Data Collectorのサービス(Host Data Collector Base Service)は常に起動した状態にしておく必要があります。
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