Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド(Web Version)
GUIに関するプロパティは,client.propertiesファイルに含まれています。
- Windowsの場合:
<Device Managerサーバのインストールフォルダ>\HiCommandServer\config\client.properties- SolarisまたはLinuxの場合:
<Device Managerサーバのインストールディレクトリ>/HiCommandServer/config/client.propertiesこのプロパティファイルには,Device ManagerのGUIの表示および操作に関する設定が含まれています。
- この節の構成
- A.7.1 client.rmi.port
- A.7.2 client.migration.use.legacymode
Device ManagerのRMIサーバのポート番号を指定します。
Device Managerサーバのserver.rmi.portプロパティに指定した値と同じ値を指定する必要があります。
デフォルト:23055
A.7.2 client.migration.use.legacymode
Tiered Storage Manager GUIから,バージョン7.1.0以前に作成したマイグレーショングループを使ったマイグレーションを実行するかどうかを指定します。
マイグレーショングループを使ったマイグレーションを実行する場合は,trueを指定します。trueを指定すると,[ツール]-[Legacy Tiered Storage Manager]から,マイグレーショングループを使ったマイグレーション用の画面(LegacyモードのGUI)を起動できるようになります。
falseを指定した場合,マイグレーショングループを使ったマイグレーションはTiered Storage Manager GUIからはできません。
デフォルト:false
参考
- バージョン7.1.1以降では,マイグレーション前に移動元のボリュームをマイグレーショングループとして定義する必要がなくなりました。
- trueを指定した場合でも,[よく使うタスク]や[モビリティ]タブなどで[データマイグレーション]を選択すると,マイグレーションウィザードで移動元と移動先のボリュームを直接指定してマイグレーションできます。
- trueとfalseのどちらを指定しても,Tiered Storage Manager CLIからはマイグレーショングループを使ったマイグレーションができます。
注意
- このプロパティがfalseの場合,マイグレーショングループを使って作成したマイグレーションタスクは,[タスク&アラート]タブの[タスク一覧]で参照・操作できません。 そのため,プロパティをtrueからfalseに変更する場合は,未完了のマイグレーションタスクが残っていないか確認してください。残っている場合は,次のどちらかの方法でタスクを終了させてください。
- タスクを即時実行する
- タスクをキャンセルし,プロパティをfalseに変更したあと,[データマイグレーション]ウィザードでタスクを再作成する
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