Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(Solaris用)

4010-1J-164-30


目次

前書き

はじめに
対象読者
マニュアルの構成
読書手順
このマニュアルで使用している記号
コマンドまたはユティリティの文法で使用している記号
ファイル名で使用している記号

1. HDLMの概要
1.1 HDLMとは
1.2 HDLMの特長

2. HDLMの機能
2.1 HDLMで管理するデバイス
2.2 システム構成
2.3 LU構成
2.4 プログラム構成
2.5 HDLMドライバとHDLMデバイスの位置づけ
2.6 HDLMデバイスの論理デバイスファイル
2.7 ロードバランスによる負荷分散
2.7.1 ロードバランスが適用されるパス
2.7.2 ロードバランスのアルゴリズム
2.8 パス切り替えによるフェイルオーバとフェイルバック
2.8.1 自動パス切り替え
2.8.2 手動パス切り替え
2.8.3 パスの状態遷移
2.9 間欠障害の監視(自動フェイルバック使用時の機能)
2.9.1 間欠障害の確認
2.9.2 間欠障害監視の設定
2.9.3 間欠障害監視の動作
2.9.4 ユーザの操作による間欠障害情報の変化
2.10 パスヘルスチェックによる障害検出
2.11 ダイナミックI/Oパスコントロール機能による負荷分散
2.11.1 ダイナミックロードバランスコントローラ機能とは
2.11.2 ダイナミックI/Oパスコントロール機能について
2.12 障害管理
2.12.1 採取するログの種類
2.12.2 障害情報のフィルタリング
2.12.3 HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を使用した障害情報の収集
2.13 監査ログの採取
2.13.1 HDLMで監査ログに出力する種別と監査事象
2.13.2 監査ログ出力の前提条件
2.13.3 監査ログの出力先とフィルタリング
2.13.4 監査ログの出力形式
2.14 Global Link ManagerによるHDLMの統合管理
2.15 クラスタ対応

3. HDLMの環境構築
3.1 HDLMのシステム要件
3.1.1 HDLMがサポートするホストとOS
3.1.2 HDLMがサポートするストレージシステム
3.1.3 HDLMがサポートするクラスタソフトウェア
3.1.4 HDLMがサポートするボリュームマネージャ
3.1.5 HDLMがサポートするクラスタソフトウェアとボリュームマネージャの組み合わせ
3.1.6 HDLMがサポートする仮想環境
3.1.7 メモリ所要量とディスク占有量
3.1.8 HDLMがサポートするLU数とパス数
3.2 環境構築の流れ
3.3 HDLMのインストールの種別
3.4 環境を構築する場合の注意事項
3.4.1 ハードウェアの設定についての注意事項
3.4.2 インストールについての注意事項
3.4.3 関連するソフトウェアについての注意事項
3.4.4 コマンド実行時の注意事項
3.4.5 ディスクラベルに関する注意事項
3.4.6 Global Link Managerと連携する場合の注意事項
3.5 HDLMのインストール
3.5.1 HDLMを新規インストールする前の準備
3.5.2 JP1/NETM/DMを使用してHDLMをリモートインストールする場合の準備
3.5.3 HDLMをサイレントインストールする場合の準備
3.5.4 HDLMの新規インストール
3.5.5 HDLMの新規インストール(Solaris Clusterを使用している場合)
3.5.6 HDLMの新規インストール時のHDLMデバイスの非構成機能
3.5.7 HDLMをアップグレードまたは再インストールする前の準備
3.5.8 HDLMのアップグレードまたは再インストール
3.5.9 Solaris 11.3から11.4へバージョンアップする際のHDLMのアップグレードインストール手順
3.5.10 Oracle VM環境へのHDLMのインストール
3.6 UFSファイルシステム上のブートディスク環境の構築
3.6.1 ブートディスク環境の構築の概要
3.6.2 ブートディスク環境の構築の手順
3.6.3 SVMを使用してブートディスクをミラー化している環境の構築
3.7 ZFSファイルシステム上のブートディスク環境の構築
3.7.1 ZFSファイルシステムを使用したブートディスク環境について
3.7.2 ZFSブートディスク環境の作成(Solaris 10の場合)
3.7.3 ZFSブートディスク環境の作成(Solaris 11.0~11.3の場合)
3.7.4 ZFSブートディスク環境の作成(Solaris 10およびSolaris 11の場合)
3.7.5 物理デバイス指定の環境から論理デバイス指定の環境への移行手順
3.8 UFSブートディスク環境からローカルブートディスク環境への移行
3.9 ZFSブートディスク環境からローカルブートディスク環境への移行
3.9.1 ZFSブートディスク環境からローカルブートディスク環境への移行手順(Solaris 10の場合)
3.9.2 ZFSブートディスク環境からローカルブートディスク環境への移行手順(Solaris 11.0~11.3の場合)
3.9.3 ZFSブートディスク環境からローカルブートディスク環境への移行手順(Solaris 10およびSolaris 11の場合)
3.10 パス構成の確認
3.11 HDLMの機能の設定
3.11.1 変更前の設定内容の確認
3.11.2 機能の設定
3.11.3 変更後の設定の確認
3.12 統合トレースの設定
3.12.1 Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリを使用する場合の注意事項
3.12.2 Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定メニューを表示する
3.12.3 統合トレースファイルのサイズを変更する
3.12.4 統合トレースファイルの数を変更する
3.12.5 監視間隔当たりのバッファサイズを変更する
3.12.6 監視間隔当たりのメッセージの出力件数を調節する
3.12.7 Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定を終了する
3.12.8 Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定を有効にする
3.13 ファイルシステムの構築(ボリューム管理ソフトウェアを使用しない場合)
3.14 VxVMの設定
3.14.1 ディスクグループの作成
3.14.2 VxVMボリュームの作成
3.14.3 VxVMでのデバイスの無効化
3.14.4 HDLMを使用中の環境にVxVMを導入する場合
3.14.5 VxVMとSolaris Clusterの連携
3.15 SVMの設定
3.15.1 注意事項
3.15.2 HDLMデバイスを登録する
3.16 VCSの設定
3.17 ベリファイドブートを適用しているシステムの設定
3.17.1 Oracle ILOMのベリファイドブートがサポートされているSPARCシステムの場合
3.17.2 XSCFシステムの場合
3.17.3 レガシーSPARCシステムの場合
3.18 HDLMの設定解除
3.18.1 HDLMの設定解除の流れ
3.18.2 HDLMをアンインストールする前の準備
3.18.3 HDLMのアンインストール
3.18.4 HDLMをアンインストールしたあとの設定
3.18.5 Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリ(HNTRLib2)のアンインストール
3.18.6 Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリ(HNTRLib)のアンインストール

4. HDLMの運用
4.1 HDLMを使用する場合の注意事項
4.1.1 パス情報表示について
4.1.2 パスの障害を検出した場合について
4.1.3 iostatコマンドについて
4.1.4 ストレージシステムについて
4.1.5 コマンド実行について
4.1.6 Sun製HBA使用について
4.1.7 シングルユーザモードでのSolarisの起動について
4.1.8 Solarisのバージョンアップについて
4.1.9 シングルユーザモードでの運用について
4.1.10 ブートディスク環境のパスが経由する機器の保守作業について
4.2 コマンドを使用したHDLMの運用
4.2.1 コマンドを使用する場合の注意事項
4.2.2 パスの情報を参照する
4.2.3 パスの状態を変更する
4.2.4 LUの情報を参照する
4.2.5 HDLMデバイス,sdまたはssdデバイスおよびLDEV情報の対応を確認する
4.2.6 パスの統計情報を初期値にする
4.2.7 動作環境を参照または設定する
4.2.8 ライセンス情報を参照する
4.2.9 ライセンスを更新する
4.2.10 HDLMのバージョン情報を参照する
4.2.11 HDLMのコンポーネント情報を参照する
4.3 HDLMマネージャの起動と停止
4.3.1 HDLMマネージャの起動
4.3.2 HDLMマネージャの停止
4.4 HDLMの常駐プロセス
4.5 HDLM運用環境の構成変更
4.5.1 HDLM運用環境を構成変更する場合の注意事項
4.5.2 HDLMデバイスの構成変更の概要
4.5.3 新規にLUを追加する
4.5.4 LUを削除するなどの構成変更
4.5.5 動的再構成による既存LUへのパスの追加
4.5.6 動的再構成による既存LUのパス削除
4.5.7 LUをHDLMの管理対象または管理対象外にする(Solaris Clusterを使用していない場合)
4.5.8 LUをHDLMの管理対象または管理対象外にする(Solaris Clusterを使用している場合)
4.5.9 ストレージシステム移行時の論理デバイス名の引き継ぎ

5. トラブルシュート
5.1 HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を使った障害情報の収集
5.2 メッセージでの障害情報の確認
5.3 パス障害時の対処
5.3.1 メッセージの監視
5.3.2 パス情報の取得
5.3.3 障害パスの抽出
5.3.4 障害発生ハードウェアの絞り込み
5.3.5 障害個所の特定・ハードウェアへの障害対処
5.3.6 パスを稼働状態に変更
5.4 ブートディスク環境のパス障害の対処
5.4.1 ブート処理中にパス障害が発生した場合
5.4.2 ブート処理が完了したあとにパス障害が発生した場合
5.5 プログラム障害時の対処
5.5.1 メッセージの監視
5.5.2 プログラム情報の取得
5.5.3 プログラム障害への対処
5.5.4 HDLMの購入元会社,または保守会社に連絡
5.6 パスやプログラム以外の障害時の対処

6. コマンドリファレンス
6.1 コマンド概要
6.2 clear パスの統計情報を初期値にする
6.2.1 形式
6.2.2 パラメタ
6.3 help オペレーションの形式を表示する
6.3.1 形式
6.3.2 パラメタ
6.4 offline パスを閉塞状態にする
6.4.1 形式
6.4.2 パラメタ
6.5 online パスを稼働状態にする
6.5.1 形式
6.5.2 パラメタ
6.6 set 動作環境を設定する
6.6.1 形式
6.6.2 パラメタ
6.7 view 情報を表示する
6.7.1 形式
6.7.2 パラメタ
6.8 monitor I/O情報を一定の時間間隔で表示する
6.8.1 形式
6.8.2 パラメタ
6.9 add パスを動的に追加する
6.9.1 形式
6.9.2 パラメタ
6.10 delete パスを動的に削除する
6.10.1 形式
6.10.2 パラメタ
6.11 refresh ストレージシステムでの設定をHDLMに反映する
6.11.1 形式
6.11.2 パラメタ

7. ユティリティリファレンス
7.1 ユティリティ概要
7.2 DLMgetras HDLM障害情報収集ユティリティ
7.2.1 形式
7.2.2 パラメタ
7.2.3 収集される障害情報
7.2.4 注意事項
7.3 dlmcfgmgr HDLM構成管理ユティリティ
7.3.1 形式
7.3.2 パラメタ
7.3.3 注意事項
7.4 dlminstcomp HDLMコンポーネントインストールユティリティ
7.4.1 形式
7.4.2 パラメタ
7.5 dlmmkboot HDLM ZFSブートディスク環境移行ユティリティ
7.5.1 形式
7.5.2 パラメタ
7.5.3 ログファイルについて
7.5.4 ユティリティの実行状況の確認
7.5.5 注意事項
7.6 dlmperfinfo HDLM性能情報表示ユティリティ
7.6.1 形式
7.6.2 パラメタ
7.6.3 表示される性能情報
7.6.4 CSVファイルの出力
7.7 dlmsetboot HDLMブートディスク環境構築支援ユティリティ
7.7.1 形式
7.7.2 パラメタ
7.7.3 注意事項
7.8 dlmsetconf HDLMドライバ構成定義ファイル作成ユティリティ
7.8.1 形式
7.8.2 パラメタ
7.8.3 ストレージシステム移行用情報定義ファイルの定義内容
7.8.4 注意事項
7.9 dlmsetdevname HDLM論理デバイス名称設定ユティリティ
7.9.1 形式
7.9.2 パラメタ
7.10 dlmstart HDLMデバイスの構成ユティリティ
7.10.1 形式
7.10.2 パラメタ
7.10.3 注意事項
7.11 dlmvxexclude VxVM設定ファイル作成支援ユティリティ
7.11.1 形式
7.11.2 パラメタ
7.11.3 注意事項
7.12 dlmzfsboot HDLM ZFSブートディスク環境構築支援ユティリティ
7.12.1 形式
7.12.2 パラメタ
7.12.3 ログファイルについて
7.12.4 注意事項
7.13 installhdlm HDLMインストールユティリティ
7.13.1 形式
7.13.2 パラメタ
7.13.3 インストール情報設定ファイルの定義内容
7.13.4 ログファイルについて
7.13.5 注意事項
7.14 installux.sh HDLM共通インストーラユティリティ
7.14.1 形式
7.14.2 パラメタ
7.14.3 ログファイルについて
7.14.4 注意事項
7.15 removehdlm HDLMアンインストールユティリティ
7.15.1 形式
7.15.2 パラメタ
7.15.3 注意事項
7.16 dlmpresanboot ブートディスク構築前処理ユティリティ
7.16.1 形式
7.16.2 パラメタ
7.17 dlmpostsanboot ブートディスク構築後処理ユティリティ
7.17.1 形式
7.17.2 パラメタ

8. メッセージ
8.1 メッセージ一覧を参照するための前提知識
8.1.1 メッセージIDの出力形式と意味
8.1.2 メッセージおよびメッセージの説明で使用する用語
8.1.3 メッセージの言語種別
8.2 KAPL01001~KAPL02000
8.3 KAPL03001~KAPL04000
8.4 KAPL04001~KAPL05000
8.5 KAPL05001~KAPL06000
8.6 KAPL06001~KAPL07000
8.7 KAPL07001~KAPL08000
8.8 KAPL08001~KAPL09000
8.9 KAPL09001~KAPL10000
8.10 KAPL10001~KAPL11000
8.11 KAPL11001~KAPL12000
8.12 KAPL13001~KAPL14000
8.13 KAPL15001~KAPL16000
8.14 共通エージェントコンポーネントのリターンコード

付録A. バージョン間の機能差異
A.1 8.7.6-03以降と8.7.6-03より前のバージョンとの機能差異
A.2 8.7.6以降と8.7.6より前のバージョンとの機能差異
A.3 8.4.0以降と8.4.0より前のバージョンとの機能差異
A.4 8.5.1-03以降と8.5.1-03より前のバージョンとの機能差異
A.5 7.3.0以降と7.3.0より前のバージョンとの機能差異
A.6 6.1以降と6.1より前のバージョンとの機能差異
A.7 6.0以降と6.0より前のバージョンとの機能差異

付録B. 各バージョンの変更内容
B.1 今バージョンでの変更内容
B.2 旧バージョンでの変更内容

付録C. このマニュアルの参考情報
C.1 関連マニュアル
C.2 このマニュアルでの表記
C.3 このマニュアルで使用している略語
C.4 KB(キロバイト)などの単位表記について

用語解説

索引