Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(Solaris用)

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3.5.3 HDLMをサイレントインストールする場合の準備

サイレントインストールとは,HDLMのインストール時に,応答処理を省略できるインストール方法です。応答内容をあらかじめインストール情報設定ファイルに定義しておきます。サイレントインストールの処理の流れを,次に示します。

  1. インストールに必要な情報を,インストール情報設定ファイルに定義します
  2. installux.shスクリプトまたはHDLMインストールユティリティ(installhdlm)でインストールを実行します。
  3. 応答処理は,インストール情報設定ファイルの内容に従って自動的に行われます。
  4. インストールが完了します。インストールの状況や結果について,ログが出力されます。

注※
サンプルファイル(sample_installhdlm.conf)を使用する場合は,DVD-ROMから任意のディレクトリにコピーしてください。sample_installhdlm.confのファイル名は変更できます。ファイル名を変更してコピーする場合の実行例を示します。
 
# cp -p /cdrom/cdrom0/HDLM_Solaris/hdlmtool/instutil/sample_installhdlm.conf /任意のディレクトリ/sample_installhdlm
 

インストール情報設定ファイルおよびinstallhdlmユティリティについては,「7.13 installhdlm HDLMインストールユティリティ」を参照してください。

サイレントインストールについては,「3.5.4 HDLMの新規インストール」,「3.5.5 HDLMの新規インストール(Solaris Clusterを使用している場合)」,および「3.5.8 HDLMのアップグレードまたは再インストール」の手順に含めて説明します。