Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(Solaris用)
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7.12.4 注意事項
- dlmzfsbootユティリティは,同一ホスト上で同時に複数実行できません。また,ほかのアプリケーションとの同時実行もできません。
- dlmzfsbootユティリティを実行する場合には,ほかのユーザがdlmzfsbootユティリティおよび,ほかのアプリケーションを実行していないことを確認してください。
- 次の条件をすべて満たす場合,このユティリティが実行できます。
- OSバージョンがサポート範囲内の環境で実行する場合
- root権限を持つユーザで実行する場合
- 移行後の環境のブートディスクがHDLMデバイスの場合
- 移行前の環境のブートディスクがZFSファイルシステムで作成済みの場合
- 移行前の環境のブートディスクが移行後の環境のブートディスクと異なる場合
- 移行後の環境のブートディスク(スライス0)のサイズが,移行前のブートディスク(スライス0)のサイズ以上である場合
- 移行前のブートディスクのラベルがVTOCで,移行後のブートディスクのラベルがEFI以外の場合
- ルートプール名,ZFSブートディスク環境名が重複していない場合
- 移行先デバイスへのパスに障害が発生している場合,dlmzfsbootユティリティが失敗します。このため,dlmzfsbootユティリティを使用する場合,すべてのパスがOnline状態になっていることを事前に確認してください。
- dlmzfsbootユティリティをリブートしない(-rを指定しない)で終了したあとに行った操作は,移行後のブートディスクには反映されません。
- dlmzfsbootユティリティをリブートしない指定(-rを省略)で実行したあとに,ユーザがinitコマンド(init 6)以外でリブートした場合,移行後のブートディスクで起動しないことがあります。
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