Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(Solaris用)
HDLMは,ZFSファイルシステムのブートディスクをストレージシステム上に構築した環境をサポートします。このようなブートディスク環境を,ZFSブートディスク環境と表記します。
ここでは,ZFSファイルシステム上のブートディスク環境を構築する3とおりの手順の概要について説明します。移行前のブートディスクがローカルディスクではなく,ストレージシステム上のHDLM管理対象外のディスクでも,同じ手順でHDLMが管理するZFSブートディスク環境に移行することができます。
対象OS:Solaris 10
手順の概要:
手順の詳細については,「3.7.2 ZFSブートディスク環境の作成(Solaris 10の場合)」を参照してください。
対象OS:Solaris 11.0 ~11.3
Solaris 11.4では,beadmコマンドで移行前のブート環境をHDLMデバイスにコピーできないため,この手順は使用できません。「(3) HDLM ZFSブートディスク環境移行ユティリティ(dlmmkboot)を使用する手順」を使用してください。
手順の概要:
手順の詳細については,「3.7.3 ZFSブートディスク環境の作成(Solaris 11.0~11.3の場合)」を参照してください。
対象OS:Solaris 10,Solaris 11.0 ~11.4
Solaris 11.4では,この手順を使用してください。Solaris 10およびSolaris 11.0~11.3でも,この手順でブートディスク環境を構築できます。
手順の概要:
手順の詳細については,「3.7.4 ZFSブートディスク環境の作成(Solaris 10およびSolaris 11の場合)」を参照してください。
Solaris 10のコマンドを使用する手順およびdlmzfsbootユティリティを使用する手順との相違点:
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