Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(Solaris用)
VxVMを使用している場合は,次のコマンドを実行し,以前HDLMが管理していたLUのDEVICE欄がcWtXdYsZ形式(例えば,c6t0d10s2)で表示されているか確認してください。
# vxdisk list
cWtXdYsZ形式で表示されている場合は,次の操作を行ってください。
# vxconfigd -k
05-00以降のHDLMを使用していた場合,アンインストールしたあともHDLMデバイスで使用していたVxVMディスクグループを使用することができます。HDLMのアンインストール後に次に示す操作を行ってください。
# vxdg import ディスクグループ名
# vxvol -g ディスクグループ名 startall
ボリュームの作成を行います。詳細はSVMのマニュアルを参照してください。
再起動後,手順1から4をすべてのノードで繰り返します。
Quorumデバイスを設定する場合は手順5を実行してください。
ディスクデバイスグループを設定する場合は,手順6を実行してください。
# /usr/cluster/bin/cldevice clear
# /usr/cluster/bin/cldevice refresh
# /usr/cluster/bin/scdidadm -ui
# /usr/cluster/bin/cldevice populate
# /usr/cluster/bin/cldevice list -vQuorumデバイスを設定します。コマンドの実行例を次に示します。
# /usr/cluster/bin/clquorum add d42ノード構成の場合,クラスタのインストールモードを解除します。コマンドの実行例を次に示します。
# /usr/cluster/bin/clquorum reset
HDLMが管理していたLUのファイルシステムは,Solarisのsdまたはssdドライバのデバイス,または再設定したあとにボリュームマネージャのボリュームをマウントするよう設定してください。
HDLMをアンインストールする前にエクスポートしたZFSファイルシステムを,HDLMをアンインストールしたあとにインポートして使用できます。
HDLMデバイスを使用していたアプリケーションプログラムに,Solarisのsdドライバまたはssdドライバのデバイスファイルを設定してください。
ベリファイドブートを適用しているシステムの場合は,次に示す手順に従い設定してください。
->reset /HOST/verified_boot/user_certs/1
-> show /HOST/verified_boot/user_certs/1 Properties: clear_action = (Cannot show property) issuer = (none) load_uri = (Cannot show property) subject = (none) valid_from = (none) valid_until = (none)Oracle ILOM上の設定はマシンによって異なる場合がありますので,そのマシンのOracle ILOMのマニュアルを必ず確認してください。
XSCF> setvbootconfig -p 物理パーティション番号 -i インデックス値 -c disable
XSCF> deletevbootcerts -p 物理パーティション番号 -i インデックス値XSCFの設定はマシンによって異なる場合がありますので,そのマシンのXSCFのマニュアルを必ず確認してください。
# rm /etc/certs/hitachi/hdlm.pem # rmdir /etc/certs/hitachi
set verified_boot_certs="/etc/certs/hitachi/hdlm.pem: /etc/certs/other-vender/other-vender.pem"
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