Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(Solaris用)

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3.1.3 HDLMがサポートするクラスタソフトウェア

クラスタ構成を組む場合にサポートするクラスタソフトウェアのバージョンを次の表に示します。

表3-5 サポートするクラスタソフトウェアのバージョン

クラスタソフトウェア名 サポートするバージョン
ローカルブートディスク環境※1
PRIMECLUSTER ※2
ClusterPerfect ※2
Solaris Cluster※3 Oracle Solaris Cluster 3.3,Oracle Solaris Cluster 4.0,Oracle Solaris Cluster 4.1,Oracle Solaris Cluster 4.2,Oracle Solaris Cluster 4.3,またはOracle Solaris Cluster 4.4
VCS VCS 6.0,VCS 6.0.3,VCS 6.1.1,VCS 6.2.1,VCS 7.1,VCS 7.2,VCS 7.3.1,VCS 7.4,またはVCS 7.4.1
Oracle RAC※4 Oracle RAC 11g※5,またはOracle RAC 12c※5

注※1
ブートディスクをホストに置く環境のことです。

注※2
サポートするバージョンおよび環境につきましては,弊社営業にお問い合わせください。

注※3
Solaris Clusterの前提パッチをインストールしている場合に適用できます。

注※4
次に示す構成はサポートしていません。
  • Oracle RACが,EFIラベルを設定したLUを使用する。
  • Oracle RACが,ZFSを使用する。

注※5
Oracle RAC 11g(11.2.0.3.0以降)およびOracle RAC 12cの場合は,ASMディスクグループは外部冗長を推奨します。サーバ,ストレージ間をマルチパス構成としている環境で標準冗長または高冗長を使用する場合は,必要となるOracle設定についてOracle社へお問い合わせください。