Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(Solaris用)

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3.1.7 メモリ所要量とディスク占有量

メモリ所要量およびディスク占有量について説明します。

この項の構成
(1) メモリ所要量
(2) ディスク占有量

(1) メモリ所要量

ホストのメモリ所要量は11MBです。

(2) ディスク占有量

ホストのディスク占有量を次の表に示します。

表3-14 ホストのディスク占有量

ディレクトリ ディスク占有量
/etc 3MB
/kernel/drv 2MB+xバイト
(x = LU数×物理パス数×1.5KB)
/opt 274MB
/var※1 pMB※2+qMB※3+20MB※4+11MB

注※1
インストール時に/var/tmpに100MBの空き容量が必要です。

注※2
障害ログファイルの設定によって変わります。最大30000MBです。
pは,障害ログファイルサイズをs(単位はKB,デフォルト値は9900),障害ログファイル数をm(デフォルト値は2)とすると,
p =(s×m)÷1024[MB]
として計算します。計算式で割り切れなければ1MB切り上がります。

注※3
最大1000MBで,トレースファイルの設定に依存します。
qは,トレースファイルサイズをt(単位はKB,デフォルト値は1000),トレースファイル数をn(デフォルト値は4)とすると,
q =(t×n)÷1024[MB]
として計算します。計算式で割り切れなければ1MB切り上がります。

注※4
共通エージェントコンポーネントのログファイルサイズのデフォルト値です。
ログファイル(dlmwebagent[1-N].log)1個当たりのファイルサイズは,9900KB(約10MB)です。デフォルトの設定では,ログファイルが2個作成されるため,ログファイルサイズは約20MBとして計算しています。
ログファイルは,dlmwebagent.propertiesファイルの設定で最大16個まで作成できます。ログファイルを16個作成する場合のログファイルサイズは,約160MBです。