1.2.1 ログイン・ログアウト

Ops IからOTOBOへは、ITSMアプリケーションをクリックすることでアクセスできます。
Ops IのITSMアプリケーションをクリックすると、OTOBOのダッシュボード画面にシングルサインオンによりアクセスできます。アクセスした際にOTOBOのログイン画面が表示された場合はブラウザーを更新してください。

Ops Iシステムの画面へのログイン状況はOps I全体で管理されるため、[アバターアイコン]-[ログアウト]は使用しないでください。
Ops Iからログアウトしたい場合は、Ops Iのログアウトを使ってください。Ops Iのログアウトについては「JP1 Cloud Service 運用統合 利用ガイド」の「機能>基本的な画面構成」を参照してください。

下表の「Ops I Primitiveロール」列に示すロールのいずれかが適用されているユーザーを「担当者」と呼びます。ユーザーが「担当者」の場合に、ITSMアプリケーションが表示され使用できます。
「担当者」には適用されるOps I Primitiveロールに応じ4つの役割があります。ユーザーごとのOTOBOでの作業内容にあわせて適切なロール(役割)を適用してください。

(表)担当者ごとのOps IのPrimitiveロール

担当者 説明 Ops IのPrimitiveロール
OTOBO管理者 OTOBOに関連するシステムの管理を行います。 itsm_admin
OTOBO運用管理者 状況の確認などを行い適切に運用ができているかを管理します。 itsm_manager
OTOBO運用担当者 登録、変更、削除などの作業を行います。 itsm_user
OTOBO閲覧者 参照と検索を行います。 itsm_viewer

また以下の特徴をもつユーザーを「顧客ユーザー」と呼びます。

  • 「顧客」(所属する組織や企業などによってグループ化したもの)に所属している。
  • Ops IのPre-Installedロール「Customer User」または「Customer Manager」が付与されている。

顧客ユーザーはITSMアプリケーションが表示されずOTOBOにアクセスできません。そのため、チケット操作などはOps IのGUIから行います。

Ops Iのロールの詳細については「JP1 Cloud Service 運用統合 利用ガイド」の「Ops Iロール>Ops I上のロールとサポート機能の対応関係」を、Ops Iの顧客ユーザーについては「JP1 Cloud Service 運用統合 利用ガイド」の「機能>システム>ユーザー管理>概要」を参照してください。