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JP1 Version 12 JP1/Service Support 構築・運用ガイド


コマンド一覧

コマンドを実行するには,Administrators権限が必要です。

ユーザーアカウント制御機能が有効で,Administrator以外のAdministrators権限を持つユーザーの場合,次のどちらかの手順でコマンドを実行してください。

注意事項

パスを指定するときは,ネットワークドライブは指定できません。

JP1/Service Supportで使用するコマンドの一覧を,次の表に示します。

表12‒2 JP1/Service Supportで使用するコマンドの一覧

コマンドの使用時期

コマンド名

機能概要

運用時

jss_log.bat※1

JP1/Service Support障害発生時の資料を採取する。

jssaclexport

アクセス権情報およびステータスの初期担当者の情報をCSVファイルで出力する。

jssaclimport

アクセス権情報およびステータスの初期担当者の情報をインポートする。

jssauthusersetup

メール送信時の認証方式が,POP before SMTP認証またはSMTP-AUTH認証のユーザーIDとパスワードをメール定義ファイルに設定する。

また,メールによる案件登録にPOP3プロトコルを使用したメール取得時の認証のユーザーIDとパスワードを設定する。

jsschauthorityserver

JP1/Service Supportで使用する認証サーバを切り替える。

jsscollectdata

案件管理DBに登録されている案件の集計データを作成する。

jssdelrec

案件管理DB上にある削除待ち状態のプロセスワークボードおよび案件を削除する。

jssformcustomizer

案件フォームを編集するためのGUIツールを起動する。

jssformdef

案件フォーム定義ファイルを登録する。

jssinformleave

案件が滞留していることを知らせるメールを送信する。

jssinformperiod

案件の作業期限前にメールで通知する。

jssitemcount

JP1/Service Supportに登録されている案件の件数を確認する。

jssitemdeletion

不要な案件を一括で削除待ち状態にする。

jssitemedit

案件を編集する。

jssitementry

案件を登録する。

jssitementrybymail

メールで案件を登録する。

jssitemexportEx

JP1/Service Supportに登録されている案件情報をCSVファイルで出力する。

jssitemhistory

JP1/Service Supportに登録されている案件の更新履歴をCSVファイルで出力する。

jssitemimport

案件情報をインポートする。

jssitemimportEx

関連情報および添付ファイルを含めた案件情報をインポートする。

jssitemlist

JP1/Service Supportに登録されている案件をCSVファイルで出力する。

jssmemberdelete

JP1/Service Supportのロールに登録されているメンバー情報を削除する。

jssmemberimport

JP1/Service Supportに登録されているロールに,新しくメンバー情報を登録する。

jssmemberlist

JP1/Service Supportに登録されているロールに所属するユーザー(メンバー)の一覧をCSVファイルで出力する。

jssnodecount

JP1/Service Supportに登録されている管理ノード数の件数を確認する。

jssrev

削除待ち状態になっている案件を削除待ち状態から解除する。

jssroleimport

JP1/Service Supportに,新しくロール情報を登録する。

jssrolelist

JP1/Service Supportに登録されているロールの一覧をCSVファイルで出力する。

jssuseredit

JP1/Service Supportに登録されているユーザー情報を編集する。

jssuserimport

ユーザー情報をインポートする。

jssuserlist

JP1/Service Supportに登録されているユーザーの一覧をCSVファイルで出力する。

環境構築時

jsscreatesysandpwb

マスターシステムおよび一時受付プロセスワークボードを作成する。

jssdbbackup.bat※1,※2

案件管理DBおよび案件保存DBをバックアップする。

jssdbinit.bat※1,※2

案件管理DBおよび案件保存DBを初期化する。

jssdbreclaim.bat※1

案件管理DBの使用中空き領域を解放する。

jssdbrecovery.bat※1,※2

案件管理DBおよび案件保存DBをリカバリーする。

jssdbrorg.bat※1

案件管理DBを再編成する。

jssdbstatchk.bat※1,※2

案件管理DBおよび案件保存DBの状態を確認する。

jsshadbinit.bat※1,※2

クラスタ環境用の案件管理DBおよび案件保存DBを初期化する。

jsshasetup.bat※1,※2

クラスタ環境用にJP1/Service Supportをセットアップする。

jsshaunsetup.bat※1,※2

クラスタ環境のJP1/Service Supportをアンセットアップする。

jssitemstore

案件管理DBの指定された期間にクローズした案件を,保存案件として案件保存DBに保存する。また,指定した期間の案件を保存案件として保存できるかどうかを確認する。

jssitemstoredbexpand.bat※1

案件保存DBの容量を拡張する。

jssitemstoredbrotate

案件保存DBのアクティブな保存エリアを切り替える。

jssitemstoredbsetup.bat※1

案件保存DBをセットアップする。

jssrefaclsetup

案件ごとの参照権限設定機能をセットアップする。

jsssetup.bat※1

JP1/Service Supportをセットアップする。

jssstoreitemdel.bat※1

案件保存DBのアクティブな保存エリアの保存案件を,一括で削除する。

jssunsetup.bat※1,※2

JP1/Service Supportをアンセットアップする。

注※1

このコマンドは,スタートメニューの[プログラム]−[JP1_Service Support]−[JP1_SSコマンドプロンプト]から実行します。Windows Server 2016またはWindows Server 2012の場合は,スタート画面の[JP1_SSコマンドプロンプト]から実行します。

注※2

案件保存DBを使用している場合,案件管理DBだけでなく,案件保存DBに関する処理も実行します。