jssinformleave(滞留案件通知)
機能
案件の担当者に案件が滞留していることを知らせるメールを送信します。
このコマンドは,JP1/Service Support - Task Serviceサービスからも自動実行できます。
形式
jssinformleave -sys
実行権限
Administrators権限
格納先フォルダ
JP1/SSパス\bin\
引数
-sys
案件が滞留していることを知らせるメールを送信する場合に指定します。この引数は必ず指定してください。
戻り値
戻り値 |
意味 |
---|---|
0 |
正常終了 |
1 |
監視対象なし |
2 |
異常終了 |
実行時の前提条件
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コマンド実行時のサービスの状態については,「12. コマンド」の「コマンド実行時のサービスの状態」を参照してください。
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jssinformleaveコマンドを使用するには,滞留案件定義ファイルに必要な情報を設定する必要があります。滞留案件定義ファイルの詳細については,「13. 定義ファイル」の「滞留案件定義ファイル(jp1informleave_setting.conf)」を参照してください。
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jssinformleaveコマンドの実行中は,マシンに負荷が掛かります。JP1/Service Support - Task Serviceサービスから実行する場合は実行間隔に注意してください。
注意事項
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jssinformleaveコマンドの実行中に[Ctrl]+[C]キー,または[Ctrl]+[Break]キーでコマンドの実行を打ち切った場合,メールの送信に失敗するおそれがあります。
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JP1/Service Support - Task Serviceサービスからjssinformleaveコマンドの実行中に,JP1/Service Support - Task Serviceサービスが停止すると,このコマンドも強制終了します。この場合,通知対象者全員にメールが送信されないおそれがあります。
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jssinformleaveコマンドのメール送信状況はユーザー公開用のログファイルで確認できます。詳細については,「13. 定義ファイル」の「ユーザーログ定義ファイル(jp1informleave.conf)」を参照してください。
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jssinformleaveコマンドの監視対象によっては,実行時間が実行する間隔を超える場合があります。監視するプロセスワークボードとステータスを多く指定する場合は実行する間隔を十分に長く設定してください。
実行する間隔15分で可能な対象の目安を示します。
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プロセスワークボードあたりの案件登録数:800
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監視するプロセスワークボード数:5
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監視するステータス数:15
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