jsschauthorityserver(認証サーバ切り替え)
機能
JP1/ Supportで使用する認証方法を切り替えます。使用できる認証方法を次に示します。
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案件管理DBを使用した認証
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LDAPサーバを使用した認証
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JP1/Baseの認証サーバを利用した認証
形式
jsschauthorityserver {-imss | -ldap LDAPサーバ種別 | -base | -state}
実行権限
Administrators権限
格納先フォルダ
JP1/SSパス\bin\
引数
-imss
案件管理DBを使用した認証とする場合に指定します。
-ldap LDAPサーバ種別
LDAPサーバを使用した認証とする場合に指定します。
JP1/Service SupportでサポートしているLDAPサーバはActive Directoryです。指定できるのは,Active Directoryを表す「AD」だけです。
このオプションを指定する場合,JAAS対応ユーザ管理定義ファイルに情報を設定する必要があります。JAAS対応ユーザ管理定義ファイルの詳細については,「13. 定義ファイル」の「JAAS対応ユーザ管理定義ファイル(hptl_jp1_imss_ua_conf.properties)」を参照してください。
-base
JP1/Baseの認証サーバを利用した認証とする場合に指定します。
-state
現在の認証サーバを確認する場合に指定します。
戻り値
戻り値 |
意味 |
---|---|
0 |
正常終了 |
1 |
異常終了 |
実行時の前提条件
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コマンド実行時のサービスの状態については,「12. コマンド」の「コマンド実行時のサービスの状態」を参照してください。
注意事項
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jsschauthorityserverコマンドの実行中に[Ctrl]+[C]キー,または[Ctrl]+[Break]キーでコマンドの実行を打ち切った場合,認証サーバの切り替えに失敗するおそれがあります。
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jsschauthorityserverコマンドは,二つ以上同時に実行できません。
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jsschauthorityserverコマンドで認証サーバを切り替えた場合,JP1/Service SupportサービスおよびJP1/Service Support - Web Serviceサービスを再起動してください。再起動をしなかった場合,ログイン後の画面が正常に表示されないことがあります。ログイン後の画面が正常に表示されないときは,サービスを再起動してから再度ログインしてください。
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修復インストールした場合,案件管理DBが認証サーバとなります。LDAPサーバを認証サーバとしていた場合は,コマンドを再実行して認証サーバを切り替えてください。
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LDAPサーバ,またはJP1/Baseの認証サーバを認証サーバとして使用している場合,パスワードはLDAPサーバ,またはJP1/Baseの認証サーバで管理されます。そのため,JP1/ Supportでパスワードを変更しても,それぞれの認証サーバのパスワードは変更されません。この場合,JP1/Service Supportでのパスワードの変更を抑止してください。パスワードの変更を抑止するには,ユーザー管理プロパティファイルで設定してください。詳細については,「13. 定義ファイル」の「ユーザー管理プロパティファイル(hptl_jp1_imss_usermgr.properties)」を参照してください。
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ユーザーアカウント制御機能が有効で,Administrator以外のAdministrators権限を持つユーザーがjsschauthorityserverコマンドを実行した場合,コマンドの実行には成功しますが,認証サーバの切り替えは行われません。
ユーザーアカウント制御機能が有効で,Administrator以外のAdministrators権限を持つユーザーがコマンドを実行する手順については,「コマンド一覧」を参照してください。
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jsschauthorityserverコマンドで認証サーバを切り替えた場合,JP1/Service SupportサービスおよびJP1/Service Support - Web Serviceサービスを再起動してください。再起動をしなかった場合,ログイン後の画面が正常に表示されない場合があります。ログイン後の画面が正常に表示されない場合は上記サービスを再起動して,再度ログインしてください。