jssauthusersetup(認証ユーザー設定)
機能
メール送信時の認証方式が,POP before SMTP認証またはSMTP-AUTH認証のユーザーIDとパスワードを,メール定義ファイルに設定します。また,メールによる案件登録でPOP3プロトコルを使用したメール取得時の認証のユーザーIDとパスワードを,メール定義ファイルに設定します。
形式
jssauthusersetup {-smtp | -pop3} -u ユーザー認証のユーザーID -p ユーザー認証のパスワード
実行権限
Administrators権限
格納先フォルダ
JP1/SSパス\bin\
引数
-smtp
メール送信時に,次に示す認証方式のユーザー認証のユーザーIDおよびパスワードを指定する場合に指定します。
-
POP before SMTP認証
-
SMTP-AUTH認証
-pop3
メールによる案件登録時の,ユーザー認証のユーザーIDを指定する場合に指定します。
-u ユーザー認証のユーザーID
ユーザー認証のユーザーIDを指定します。ユーザー認証のユーザーIDは,1バイト以上255バイト以下の制御文字(0x00〜0x1F,0x7F)以外の半角英数字および半角記号で指定します。なお,大文字と小文字は区別されます。
-p ユーザー認証のパスワード
ユーザー認証のパスワードを指定します。ユーザー認証のパスワードは,1バイト以上127バイト以下の制御文字(0x00〜0x1F,0x7F)以外の半角英数字および半角記号で指定します。なお,大文字と小文字は区別されます。
戻り値
戻り値 |
意味 |
---|---|
0 |
正常終了 |
1 |
異常終了 |
実行時の前提条件
-
コマンド実行時のサービスの状態については,「12. コマンド」の「コマンド実行時のサービスの状態」を参照してください。
注意事項
-
メール定義ファイルにユーザー認証のためのユーザーIDとパスワードがすでに設定されている場合は,上書きされます。メール定義ファイルについては,「13. 定義ファイル」の「メール定義ファイル(jp1imss_mail_setting.conf)」を参照してください。
-
jssauthusersetupコマンドの実行中に[Ctrl]+[C]キー,または[Ctrl]+[Break]キーでコマンドの実行を打ち切った場合,メール定義ファイルの設定に失敗するおそれがあります。
-
jssauthusersetupコマンドが実行途中で終了した場合,メール定義ファイルの情報に不整合が起こるおそれがあります。この場合は,再度jssauthusersetupコマンドを実行してください。
-
jssauthusersetupコマンドの実行中に,次に示すコマンドを同時に実行しないでください。同時に実行した場合,あとから実行したコマンドのメールの送信または受信が失敗するおそれがあります。
-
jssitementry(案件登録)コマンド
-
jssitemedit(案件編集)コマンド
-
jssitementrybymail(メールによる案件登録)コマンド
-
jssinformperiod(期限前通知)コマンド
-
jssinformleave(滞留案件通知)コマンド
-