jssitemstoredbrotate（案件保存DB切り替え）
機能
案件保存DBのアクティブな保存エリアを切り替えます。保存エリアの状態は，jssdbstatchk.bat（データベース状態確認）コマンドで確認できます。詳細については，「12. コマンド」の「jssdbstatchk.bat（データベース状態確認）」を参照してください。
形式
jssitemstoredbrotate -rotate [-q]
実行権限
Administrators権限
格納先フォルダ
JP1/SSパス\bin\
引数
-rotate
案件保存DBのアクティブな保存エリアを切り替えます。案件保存DBの保存エリアは，次に示す規則に従って切り替えられます。
-
2個ある保存エリアのうち，保存エリアAから保存エリアBに切り替わる。
-
保存エリアBから切り替える場合，保存エリアAに切り替わる。
-
未セットアップの保存エリアがある場合，その保存エリアには切り替わらない。
-q
応答メッセージを表示しないで，案件保存DBの容量の切り替え処理を続行する場合に指定します。-qオプションを指定しない場合は，処理を続行するかどうかを選択するメッセージが表示されます。
戻り値
|
戻り値 |
意味 |
|---|---|
|
0 |
正常終了 |
|
1 |
異常終了 |
実行時の前提条件
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コマンド実行時のサービスの状態については，「12. コマンド」の「コマンド実行時のサービスの状態」を参照してください。
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jssitemstoredbrotateコマンドを実行する前に，案件保存DBをセットアップしてください。案件保存DBのセットアップについては，「11.2.10 案件保存DBの構築」を参照してください。
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jssitemstoredbrotateコマンドは，二つ以上同時に実行できません。
注意事項
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jssitemstoredbrotateコマンドの実行中に［Ctrl］+［C］キーなどでコマンドの実行を打ち切った場合，コマンドの処理に失敗するおそれがあります。このため，コマンドの実行中に［Ctrl］+［C］キーなどで実行を打ち切らないでください。
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jssitemstoredbrotateコマンドの実行結果は，ログファイルに出力して確認できます。詳細については，「13. 定義ファイル」の「ユーザーログ定義ファイル（jp1itemstoredbrotate.conf）」を参照してください。