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JP1 Version 12 JP1/Service Support 構築・運用ガイド


jssitemimport(案件情報インポート)

〈このページの構成〉

機能

JP1/Service Supportの案件管理DBに,新しく案件情報を登録します。

形式

jssitemimport -i 案件情報入力ファイル名
              -r 登録者ID
             [-f]
             [-m コードマッピングファイル名]

実行権限

Administrators権限

格納先フォルダ

JP1/SSパス\bin\

引数

-i 案件情報入力ファイル名

案件情報入力ファイルのファイル名を255バイト以下の文字列で指定します。案件情報入力ファイル名が全角文字を含む場合,全角文字は2バイトに換算されます。また,ファイル名は絶対パス,または相対パスで指定できますが,相対パスで指定した場合も,絶対パスに変換したあとの文字列が255バイト以下になるように指定してください。なお,ファイル名に「-」で始まる文字列は指定できません。案件情報入力ファイルの詳細については,「13. 定義ファイル」の「案件情報入力ファイル(任意)」を参照してください。

-r 登録者ID

案件の登録者となるユーザーのIDを64バイト以下の半角英数字で指定します。

次の場合はエラーになります。

  • 指定したIDのユーザーが存在しない場合

  • 指定したIDのユーザーが,登録先プロセスワークボードで案件の登録権限を持っていない場合

-f

データ内容に誤りがある場合も処理を継続する場合に指定します。-fオプションを指定すると,データ中の案件情報が不正な場合でも処理を継続して,次の案件情報を登録します。

-fオプションを省略した場合は,案件情報を登録する途中で一つでも案件情報の登録に失敗すると,処理は中断され,すべての案件情報が登録されません。

-m コードマッピングファイル名

ユーザーが定義したコードマッピングファイルを使用する場合,コードマッピングファイル名を255バイト以下の文字列で指定します。コードマッピングファイル名が全角文字を含む場合,全角文字は2バイトに換算されます。また,ファイル名は絶対パス,または相対パスで指定できますが,相対パスで指定した場合も,絶対パスに変換したあとの文字列が255バイト以下になるように指定してください。コードマッピングファイルについては,「13. 定義ファイル」の「コードマッピングファイル(jp1imss_itemimport_codemap.conf)」を参照してください。

戻り値

戻り値

意味

0

正常終了

1

異常終了

実行時の前提条件

注意事項

使用例

案件情報ファイル(c:\anken\ankenimport.csv)を登録する場合の指定例を次に示します。

jssitemimport -i c:\anken\ankenimport.csv -r user0001