2.4.2 集計の統計

過去2週間の完了チケットの件数の推移を、担当窓口ごとに確認する場合の統計を作成します。以下にその方法を示します。


(1)統計の定義の作成
1. メインメニューの[レポート]-[統計]を開きます。
2. [統計管理]画面で[統計を追加]ボタンをクリックし、[統計を追加]-[集計]をクリックします。
3. 表示された[一般仕様]に以下を入力して[保存]ボタンをクリックします。

(表)統計の定義の入力内容

フィールド
タイトル 過去2週間の完了チケットの件数の推移
説明 過去2週間の完了チケットの件数の推移を担当窓口ごとに確認します。統計を実行した時点での当日の件数も集計されます。
オブジェクトタイプ 「TicketAccumulation」を指定します。
権限 「stats」を指定します。
出力フォーマット すべて選択します。
タイムゾーン(時間帯) 「Asia/Tokyo」を指定します。(使用しているタイムゾーンを選択します。)
合計行を追加 「はい」を指定します。
合計列を追加 「いいえ」を指定します。
有効/無効 「有効」を指定します。


(2)[統計のプレビュー]の設定

本設定を行うにあたって、OTOBOの制限により、表示言語設定を一時的に英語にする必要があります。

【過去2週間のチケットのクローズ日を、1日ごとに集計するためのX軸の設定】

1. 表示言語を英語に変更します。 言語の切り替えは、Ops Iの言語を切り替えるアイコンで行ってください。詳細は「JP1 Cloud Service 運用統合 利用ガイド」の「機能>基本的な画面構成」を参照してください。
2. メインメニューの[Reports]-[Statistics]を開きます。[Statistics]から(1)で作成した統計をクリックして、[Edit Statistics]画面を開きます。
3. [Statistics Preview](統計のプレビュー) の[X-axis](X軸)をクリックします。
4. [Configure X-Axis]-[Add]のプルダウンで「Close Time」を選択します。表示された[Configure X-Axis]-[Close Time]フィールドで、以下の内容を入力し[Save]ボタンをクリックします。

(表)集計のX軸の入力内容

フィールド(英語表記) フィールド(日本語表記)
Relative period 相対値 チェックします。
The past complete 過去の 「14」を指定します。
the current+upcoming complete 現在以降の 「1」を指定します。
「day(s)」を指定します。
Scale 目盛 「1」を指定します。
「day(s)」を指定します。

【担当窓口ごとに集計するためのY軸の設定】

1. [Statistics Preview](統計のプレビュー) の[Y-axis](Y軸)をクリックします。
2. [Configure Y-Axis]-[Add]のプルダウンで「Queue」を選択し、[Save]ボタンをクリックします。
3. [Statistics Preview](統計のプレビュー) の[Save and finish]ボタンをクリックして保存します。
4. 表示言語を日本語に変更します。言語の切り替えは、Ops Iの言語を切り替えるアイコンで行ってください。詳細は「JP1 Cloud Service 運用統合 利用ガイド」の「機能>基本的な画面構成」を参照してください。


(3)統計の実行

作成した統計の確認のため、統計を実行します。

1. メインメニューの[レポート]-[統計]から[統計管理]画面に戻り、[統計]から(1)、(2)で作成した統計の[実行]列のアイコンをクリックします。
2. [統計を閲覧]画面が開くので、[設定]-[書式]で「エクセル」を指定し、[今すぐ実行]ボタンをクリックすると、統計結果がExcelファイルでダウンロードされます。
[統計管理]画面から作成した統計の[統計を編集]画面を開き、[統計のプレビュー]-[プレビュー形式]から任意のボタンをクリックすることで、集計をブラウザーで視覚的に確認することもできます。