2.6.1 Ops Iの通知機能を利用した通知

Ops Iの通知機能を利用して、Ops IのGUIとメールでの通知を行えます。

(図)Ops Iの通知機能を利用した通知の構成

(図)Ops Iの通知機能を利用した通知の構成 (図)Ops Iの通知機能を利用した通知の構成


以下に前提条件と設定項目を示します。

【前提条件】
メール送信環境の準備は不要です。

【設定項目】

以下の項目の設定をします。設定は、System AdministratorまたはSite Reliability Engineerのロールを持つユーザーが実施します。「通知設定」のみ各担当者が実施します。

(表)メール通知の設定項目

設定項目 内容 必須
Ops Iの通知機能の設定 Ops Iの通知機能を利用したメールの送信に必要な設定を登録します。 必須
通知設定 担当者が通知を受け取りたい項目と監視するキューを設定します。 任意

キューはOps Iのチケット管理における「担当窓口」のことです。キューの作成・編集については「担当窓口の作成・編集」を参照してください。


注意事項注意事項

同一の宛先に対して10分間に複数の通知が発生した場合、これらの通知は1通のメールにまとめられます。集約される通知は、Severity(Critical>Warning>Information)>発生日時(古いものからの順)の優先度を基準にソートされます。その際、メールの件名は「メールの件名 (Total n notifications)」のように表示されます。メールの件名はまとめられた通知の1件目の件名を、nはまとめられた通知の数を示します。


(1)Ops Iの通知機能の設定

■ OTOBOの設定

1. Ops Iの通知機能の設定を登録する。
① メインメニューの[管理]を選択し、[管理]-[システム設定]を開きます。
② [システム設定]画面の[ナビゲーション]-[Core]-[Email]を選択します。
③ Ops Iの通知機能の設定の登録のため、メインエリアのウィジェットで以下のとおり設定します。

(表)Ops Iの通知機能の登録ウィジェット

ウィジェット
SendmailModule 「OpsINotification」を指定します。
2. [操作]-[デプロイ]ボタンをクリックし、システム設定をデプロイします。


(2)通知設定

■ OTOBOの設定

1. メールアカウントを登録する。
① [アバターアイコン]-[個人設定]を開きます。
② [個人設定]-[通知設定]を開きます。
③ [担当キュー]から監視したいキューを選択します。(複数選択可能)
④ 設定を変更した場合は、[担当キュー]の右のチェックボタン(「この設定を保存」)をクリックします。
⑤ [チケット通知]から通知を受け取りたい通知設定をチェックし、右のチェックボタン(「この設定を保存」)をクリックします。
デフォルトで準備されている通知設定に加え、ユーザーが通知設定を追加することもできます。デフォルトの通知設定、追加方法の詳細は「チケット通知の管理」を参照してください。