4.5.4 初期YAMLファイルのカスタム

Ops IにはあらかじめOps IのUIやアプリケーションを定義しているYAMLファイル「初期YAMLファイル」が登録されています。初期YAMLファイルの一部は編集をすることができ、チケット管理などの操作画面をカスタムすることができます。

編集することができる初期YAMLファイルの登録場所ついて説明します。
Ops Iにはユーザーがアクセス可能な以下のグループとリポジトリがあり、初期YAMLファイルは「Ops I System Engineers」グループの「apps」リポジトリに登録されています。
apps内はYAMLファイルの種類別のディレクトリ構造となっています。

(表)Ops Iのグループとリポジトリ

グループ リポジトリ 説明
Ops I System Engineers apps
  • Ops IのUIやアプリケーションを定義している既存のYAMLファイルの中で、ユーザーが編集可能なYAMLファイルが登録されている。
  • 編集をすることでOps Iの操作画面の一部をカスタムすることができる。
global global
  • Library機能による共用コンテナの格納先リポジトリ、または添付ファイルの配布先のリポジトリとして利用できる。
  • 全ユーザーが所属するグループのため、globalリポジトリ内は全ユーザーに公開される。
ユーザー作成 ユーザー作成
  • Library機能による共用コンテナの格納先リポジトリ、または添付ファイルの配布先のリポジトリとして利用できる。
  • サービスカタログ、ワークフロー、UI、Scriptなどの新規YAMLファイルの登録先として利用できる。

ユーザーがアクセスするためには適切なグループに属している必要があります。また、使用目的にあわせて適切なGitロールを設定する必要があります。Gitロールの詳細は「(表)グループ追加時の関連するリソースエリアのタブ」を参照してください。

初期YAMLファイルのカスタムにより操作画面の変更を行った例については、「チケット画面のカスタム」を参照してください。