4.2.3 運用に必要なスキル
スキル管理機能を利用すると、各担当者にスキルを付与したり、各作業の割り当てをしたりできます。そのためには、各担当者が保有するスキル、および作業を実行するために必要なスキルとスキルセット(スキルの組み合わせ)を整理する必要があります。作業内容によっては、スキルをレベル分けすることも検討します。整理したスキルおよびスキルセットは、YAMLにより定義します。
スキル管理の業務設計については「スキル管理」を、操作方法については「ワークフロー」および「リソース」を参照してください。
セキュリティ運用業務に必要なスキルとスキルセットの一例を次に示します。
スキル | スキルの概要 | レベル |
---|---|---|
Solutions Architect | AWSを使用した提案や環境設計を行う知識やスキルを有する | アソシエイト |
プロフェッショナル | ||
SysOps Administrator | AWSにおける開発や管理、運用に関する知識や経験を有する | アソシエイト |
Security | AWSのセキュリティに関連した専門知識を有する | スペシャリティ |
スキルセット | スキルセットの概要 | 必要なスキル | 必要なレベル |
---|---|---|---|
AWS脆弱性診断スキル | AWSにおける脆弱性診断ツールの実行、結果確認、対処ができるスキルを有する | SysOps Administrator | アソシエイト |
Security | スペシャリティ |