JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス
コマンド一覧
JP1/IMで使用できるコマンドの一覧を次に示します。表中では,Windows,UNIXの対応を凡例のように表記しています。
- (凡例)
- ○:対応している。
- −:対応していない。
- 注※1 Windowsの場合,スーパーユーザーとはAdministrators権限を持つユーザーを指します。
- 注※2 マネージャーが対象のJP1/Baseのコマンド(構成定義,コマンド実行に関するコマンド)です。コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のコマンドを説明している章を参照してください。
- 注※3 Windows 7,Windows Server 2008,およびWindows Vistaの場合はAdministrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)が必要です。
なお,次節以降のコマンドの説明では,コマンドはアルファベット順に記載されています。
起動・終了,セットアップに関するコマンド
IMデータベースに関するコマンド
機能概要 |
コマンド名 |
Windows |
UNIX |
必要な
実行権限 |
構成情報を格納するIM構成管理DBをセットアップする |
jcfdbsetup |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
構成情報を格納するIM構成管理DBをアンセットアップする |
jcfdbunsetup |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
JP1イベントを格納する統合監視DBをセットアップする |
jcodbsetup |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
JP1イベントを格納する統合監視DBをアンセットアップする |
jcodbunsetup |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
統合監視DBに登録しているJP1イベントの情報をCSV形式にしてファイルに出力する |
jcoevtreport |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
IMデータベースをバックアップする |
jimdbbackup |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
IM構成管理DBの使用中の空き領域(空きページ領域)を解放する |
jimdbreclaim |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
バックアップで保管しておいたデータベースを復旧(リカバリー)する |
jimdbrecovery |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
データベースの断片化された空き領域を再編成する |
jimdbrorg |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
IMデータベースの起動・停止などの稼働状態を確認する |
jimdbstatus |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
IMデータベースを停止する |
jimdbstop |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
IMデータベースをアップデートする |
jimdbupdate |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
IM構成管理に関するコマンド
機能概要 |
コマンド名 |
Windows |
UNIX |
必要な
実行権限 |
SCVMMから仮想化構成情報を取得し,仮想化構成情報ファイルに出力する |
jcfcolvmscvmm(Windows限定) |
○ |
− |
スーパーユーザー※1 |
vCenterから仮想化構成情報を取得し,仮想化構成情報ファイルに出力する |
jcfcolvmvc |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
Virtageから仮想化構成情報を取得し,仮想化構成情報ファイルに出力する |
jcfcolvmvirtage |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
VMware ESXから仮想化構成情報を取得し,仮想化構成情報ファイルに出力する |
jcfcolvmesx |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
IM構成管理で管理しているシステムの階層構成(IM構成),ホスト情報および定義情報を出力する |
jcfexport |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
IM構成管理の情報をインポートする |
jcfimport |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
ホスト入力情報ファイルとセントラルスコープのエクスポートファイルから,仮想化構成の監視ツリー情報を追加したセントラルスコープのインポートファイルを生成する。または,業務グループ情報ファイル,監視グループ情報ファイルおよびセントラルスコープのエクスポートファイルから,業務グループの監視ツリー情報を追加したセントラルスコープのインポートファイルを生成する |
jcfmkcsdata |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
仮想化構成情報ファイルで,ホスト入力情報ファイルを更新する |
jcfmkhostsdata |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
指定ホストの仮想化構成を更新する |
jcfvirtualchstat |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
JP1/IM - ManagerのIM構成管理プロセスの動作環境を設定する |
jp1cf_setup(UNIX限定) |
− |
○ |
スーパーユーザー |
クラスタシステムで運用する場合に,IM構成管理の環境設定をする |
jp1cf_setup_cluster(UNIX限定) |
− |
○ |
スーパーユーザー |
クラスタシステムで運用する場合に,IM構成管理の環境設定をする |
jp1cfhasetup(Windows限定) |
○ |
− |
スーパーユーザー※1 |
IM構成管理に関するコマンド(リモート監視構成)
バージョンアップに関するコマンド
機能概要 |
コマンド名 |
Windows |
UNIX |
必要な
実行権限 |
08-50以前のアクション定義ファイルを09-00のアクション定義ファイルに変換する |
jcadefconv |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
イベント取得フィルターが互換用で動作している場合にイベント取得フィルターの位置をイベントコンソールサービスからイベント基盤サービスに変更する |
jcochafmode |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
バージョン7以前のJP1/Baseのコマンド実行の履歴をバージョン8用のコマンド実行履歴ファイルに移行する |
jcocmdconv※2 |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
旧バージョンのJP1/IM - ManagerまたはJP1/IM - Central Consoleで設定した論理ホスト環境をバージョンアップする |
jp1cohaverup |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
旧バージョンのJP1/IM - Central Scopeの物理ホスト環境をバージョンアップする |
jp1csverup.bat(Windows限定) |
○ |
− |
スーパーユーザー※1 |
旧バージョンのJP1/IM - Central Scopeで設定した論理ホスト環境をバージョンアップする |
jp1cshaverup.bat(Windows限定) |
○ |
− |
スーパーユーザー※1 |
旧バージョンのJP1/IM - Central Scopeの物理ホスト環境をバージョンアップする |
jp1csverup(UNIX限定) |
− |
○ |
スーパーユーザー |
旧バージョンのJP1/IM - Central Scopeで設定した論理ホスト環境をバージョンアップする |
jp1cshaverup(UNIX限定) |
− |
○ |
スーパーユーザー |
ログイン・ログアウトに関するコマンド
構成定義に関するコマンド
機能概要 |
コマンド名 |
Windows |
UNIX |
必要な
実行権限 |
構成定義情報を下位ホストに配布し,定義を有効にする |
jbsrt_distrib※2 |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
下位ホストから構成定義情報を収集し,構成定義を更新する |
jbsrt_sync※2 |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
コマンドを実行したホストの構成定義情報を削除する |
jbsrt_del※2 |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
設定されている構成定義情報を表示する |
jbsrt_get※2 |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
イベントに関するコマンド
機能概要 |
コマンド名 |
Windows |
UNIX |
必要な
実行権限 |
重要イベントの対処状況を変更する |
jcochstat |
○ |
○ |
なし※3 |
JP1/IM - Managerのシステム環境を設定する |
jcoimdef |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
自動アクション,およびコマンド実行に関するコマンド
機能概要 |
コマンド名 |
Windows |
UNIX |
必要な
実行権限 |
自動アクションの定義をチェックし,複数の定義ファイルを併合する |
jcamakea |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
自動アクションの実行結果を表示する |
jcashowa |
○ |
○ |
なし※3 |
稼働しているアクション実行サービスの動作状態,および読み込んでいる自動アクション定義ファイルの内容を標準出力に表示する |
jcastatus |
○ |
○ |
なし※3 |
自動アクションの定義を再読み込みする,または自動アクション機能を休止する |
jcachange |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
自動アクションをキャンセルする |
jcacancel |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
コマンド実行のための環境を設定する |
jcocmddef※2 |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
実行したコマンドの履歴を出力する |
jcocmdlog※2 |
○ |
○ |
なし |
JP1/IM - Viewから実行したコマンド,自動アクションで実行したコマンドを削除する |
jcocmddel※2 |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
JP1/IM - Viewから実行したコマンド,自動アクションで実行したコマンドの状態を確認する |
jcocmdshow※2 |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
相関イベントの発行に関するコマンド
機能概要 |
コマンド名 |
Windows |
UNIX |
必要な
実行権限 |
相関イベント発行定義を変更する |
jcoegschange |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
相関イベント発行定義ファイルの定義内容をチェックする |
jcoegscheck |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
相関イベント発行機能を相関稼働状態にする |
jcoegsstart |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
相関イベント発行機能の状態,および現在使用している相関イベント発行定義を表示する |
jcoegsstatus |
○ |
○ |
なし※3 |
相関イベント発行機能を機能停止状態にする |
jcoegsstop |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
セントラルスコープの環境設定で使用するコマンド
フィルターに関するコマンド
機能概要 |
コマンド名 |
Windows |
UNIX |
必要な
実行権限 |
イベント取得フィルターを切り替える |
jcochfilter |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
共通除外条件の動作モードを変更する |
jcochcefmode |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
セントラルスコープの監視ノードの状態変更に関するコマンド
機能概要 |
コマンド名 |
Windows |
UNIX |
必要な
実行権限 |
監視ノード(監視オブジェクトまたは監視グループ)の状態を変更する |
jcschstat |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
セントラルスコープの監視オブジェクトDBの情報を移行するコマンド
機能概要 |
コマンド名 |
Windows |
UNIX |
必要な
実行権限 |
JP1/IM - Managerの監視オブジェクトDBの保管情報を一括取得し,ローカルにファイル出力する |
jcsdbexport |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
jcsdbexportコマンドでファイル出力した情報をJP1/IM - Managerの監視オブジェクトDBに反映する |
jcsdbimport |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
トラブルシューティングに使用するコマンド
JP1/IM - Managerの機能を拡張するコマンド
JP1/IM - Incident Master連携で使用するコマンド
機能概要 |
コマンド名 |
Windows |
UNIX |
必要な
実行権限 |
インシデント登録サービスの動作状態を確認する |
jcoedsstatus |
○ |
○ |
なし※3 |
インシデント登録サービスの動作状態を稼働,または休止状態にする |
jcochdisc |
○ |
○ |
スーパーユーザー※1 |
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