JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス
機能
クラスタシステムで運用している場合に,JP1/IM - Managerのプロセスを強制的に終了します。
クラスタ運用時には,jco_stop.clusterコマンドを実行してもプロセスが停止しなくて,クラスタ運用が失敗することがあります。このコマンドは,停止しないプロセスを強制終了します。このコマンドは,正規の方法でJP1/IM - Managerのサービスを停止してもプロセスが停止しない場合にだけ使用してください。
終了させるプロセスは次のものです。
- プロセス管理(jco_spmd)
- アクション実行サービス(jcamain)
- イベントコンソールサービス(evtcon)
- イベント基盤サービス(evflow)
- 相関イベント発行サービス(evgen)
- セントラルスコープサービス(jcsmain)
- インシデント登録サービス(jcdmain)
- IM構成管理サービス(jcfmain)
- IMデータベースサービス
- JP1/IM - Incident Master連携用のプロセス
形式
jco_killall.cluster [論理ホスト名]
実行権限
スーパーユーザー権限
格納先ディレクトリ
/etc/opt/jp1cons/
引数
論理ホスト名
JP1/Baseで設定した論理ホスト名を指定します。指定できる文字数は,1〜15バイトです。省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合,物理ホスト名が仮定されます。
注意事項
このコマンドは,論理ホスト名を先頭から15バイトまでで判定して,対応するプロセスを強制終了します。名称が16バイト以上の論理ホストのプロセスを強制終了できません。
戻り値
0 正常終了 1 論理ホスト名が指定されていない 2 ログディレクトリがない
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