JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス

jp1cohaverup

機能

08-50以前のJP1/IM - ManagerまたはJP1/IM - Central Consoleで設定した論理ホスト環境をバージョンアップします。08-50以前のJP1/IM - ManagerまたはJP1/IM - Central Consoleからバージョンアップした場合に実行してください。

形式

jp1cohaverup -h 論理ホスト名

実行権限

Windowsの場合：Administrators権限（WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行）

UNIXの場合：スーパーユーザー権限

格納先ディレクトリ

Windowsの場合
Consoleパス\bin\
UNIXの場合
/opt/jp1cons/bin/

引数

-h 論理ホスト名

バージョンアップする論理ホスト名を指定します。このオプションを省略した場合は，エラーとなります。

注意事項

このコマンドを実行する前に，必ずJP1/IM - Managerを停止してください。JP1/IM - Managerを停止していないときにこのコマンドを実行した場合は，エラーとなります。

このコマンドは実行系ホストでだけ実行します。コマンドの実行時は共有ディスクをマウントした状態で実行してください。なお，待機系ホストでは実行しないでください。

このコマンドを実行したあと，必ず実行系ホストの共通定義情報を退避してください。そのあと，退避した共通定義情報ファイルを待機系ホストにコピーし，jbssetcnfコマンドで設定してください。

同一バージョンに対する修正版を上書きインストールした場合は，このコマンドを実行する必要はありません。

戻り値

0 正常終了

1 異常終了

使用例

論理ホストhost01をバージョンアップします。
jp1cohaverup -h host01
 

出力例

 
jp1cohaverup -h host01
KAVB9101-I The upgrading of the logical host environment will now start.
KAVB9102-I The upgrading of the logical host environment has finished.

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