JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス

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jcoegschange

機能

相関イベント発行定義を変更するコマンドです。相関イベント発行機能の状態が停止,相関稼働,および機能停止のどの状態のときでも実行できます。なお,起動処理中および停止処理中は実行できません。

jcoegschangeコマンドを実行する場合の注意事項を次に示します。

形式

jcoegschange [-h 論理ホスト名]
             -f 相関イベント発行定義ファイル名

実行権限

Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)

UNIXの場合:スーパーユーザー権限

格納先ディレクトリ

Windowsの場合
Consoleパス\bin\

UNIXの場合
/opt/jp1cons/bin/

引数

-h 論理ホスト名

クラスタシステムで運用している場合に,論理ホスト名を指定します。このオプションを省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合,物理ホスト名が仮定されます。クラスタシステムを使用していない場合には指定は不要です。

-f 相関イベント発行定義ファイル名

相関イベント発行定義ファイル名を,相対パスまたは絶対パス形式で指定します。

戻り値

0 相関イベント発行定義の変更に成功した
1 相関イベント発行定義の変更に失敗した
2 相関イベント発行サービス(統合監視DBを使用しない場合),またはイベント基盤サービス(統合監視DBを使用する場合)との通信がタイムアウトした
100 実行権限エラー(Windows限定)
101 引数エラー
102 通信エラー
255 その他の異常終了(システムエラー)

使用例

物理ホスト(hostP)の相関イベント発行定義を,相関イベント発行定義ファイル(/tmp/teigi1.conf)に定義した内容に変更する場合

入力値
jcoegschange -f /tmp/teigi1.conf

結果
KAJV3201-I 相関イベント発行定義ファイル(/tmp/teigi1.conf)を読み込み,hostPの相関イベント発行機能に反映しました

相関イベント発行機能に対して,相関イベント発行定義が1件も設定されていない場合でも同様の出力結果になります。

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