JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス
機能
リモート監視ログファイルトラップの動作状況を表示します。
このコマンドを実行すると,引数に指定した監視名を持つ,または引数に指定した監視対象ホストを監視対象とするリモート監視ログファイルトラップの動作状況を返します。
なお,同時に実行できるコマンドの数は5個までです。
このコマンドを実行するための条件を次に示します。
- IM構成管理サービスが起動している
- リモートの監視対象ホストが,リモート監視構成下にある
- リモートの監視対象ホストが,ホスト情報を収集済みである
形式
jcfallogstat {-o 監視対象ホスト名 [-a 監視名] | ALL} [-h 論理ホスト名]
実行権限
Windowsの場合:Administrators権限
UNIXの場合:スーパーユーザー権限
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
Managerパス\bin\imcf\
- UNIXの場合
/opt/jp1imm/bin/imcf/
引数
-o 監視対象ホスト名
動作状況を確認したいリモート監視ログファイルトラップの監視対象ホスト名を指定します。
-a 監視名
動作状況を確認したいリモート監視ログファイルトラップの監視名を指定します。
監視名は30バイト以内の文字列で指定します。使用できる文字は英数字,ハイフン,およびアンダーラインで,先頭の文字は必ず英数字を指定します。大文字,小文字は区別されません。
ALL
すべてのログファイルトラップの監視名を対象とします。
-h 論理ホスト名
このコマンドを実行させたい論理ホスト名を指定します。このオプションを省略した場合は物理ホスト名が設定されます。省略した場合は,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定されている論理ホスト名が設定されます。JP1_HOSTNAMEに論理ホスト名が設定されていない場合は,物理ホスト名が設定されます。
戻り値
0 リモート監視ログファイルトラップがすべて稼働している 1 リモート監視ログファイルトラップが一部稼働している(ALLオプションを指定したとき,または-oオプションだけを指定したとき) 2 一部失敗,またはすべて失敗 4 引数不正 6 サーバに接続できない 7 ホスト情報が不正 14 DB不正 17 権限が不正 18 I/Oエラー 19 リモート監視ログファイルトラップがすべて停止している 21 同時実行数の上限に達した 255 内部エラー その他の値 その他のエラー
使用例
host1のname1のリモート監視ログファイルトラップの動作状況を表示する場合
jcfallogstat -o host1 -a name1
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