JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス
機能
JP1/IM - Viewで障害が発生したときに,スレッドダンプを出力するためのコマンドです。
jcothreaddmpコマンドを実行して出力したスレッドダンプは,次のフォルダに格納されます。
- Windows Vistaの場合
- システムドライブ:\ProgramData\HITACHI\JP1\JP1_DEFAULT\JP1CoView\log\
- 上記以外のOSの場合
- Viewパス\log\
出力したスレッドダンプは,資料採取ツールを使って,ほかの障害情報と合わせて採取してください。
形式
jcothreaddmp プロセスID
実行権限
なし
格納先ディレクトリ
Viewパス\bin\
引数
プロセスID
操作ができなくなったJP1/IM - Viewのjava.exeプロセスのプロセスIDを指定します。指定できるプロセスIDは一つだけです。プロセスIDの省略および複数指定はできません。
複数のJP1/IM - Viewを起動している場合は,タスクマネージャで操作ができなくなったJP1/IM - ViewのプロセスIDを識別してください。
JP1/IM - Viewはタスクマネージャ上でjava.exeと表示されます。このとき,同時に動作しているほかのjavaプログラムがあると,同様にjava.exeと表示されるため,識別が難しくなります。マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 運用ガイド」の「10.4.1(2) JP1/IM用スレッドダンプを出力する」を参照して,操作できなくなったJP1/IM - ViewのプロセスIDを識別してください。
注意事項
- 正常なJP1/IM - Viewに対して,jcothreaddmpコマンドを実行した場合は,JP1/IM - Viewの動作が不安定になることがあります。この場合には,JP1/IM - Viewを再起動してください。
- WWWページ版のJP1/IM - Viewの資料採取
WWWページ版のJP1/IM - Viewで操作ができなくなった場合には,別の手段で資料を採取する必要があります。資料採取については,次を参照してください。
- ダンプの採取前に必要な設定について
参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 構築ガイド」の「4.16.4 [Javaコンソール]画面の表示設定」
- 資料の採取手順について
参照先(Windows):マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 運用ガイド」の「10.4.1(3) WWWページ版のJP1/IM - Viewに関連する情報を採取する」
参照先(UNIX):マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 運用ガイド」の「10.4.2(3) WWWページ版のJP1/IM - Viewに関連する情報を採取する」
戻り値
0 正常終了 1 オプションの解析エラー 2 プロセスのチェックエラー 3 スレッドダンプ出力要求の送信エラー 10 その他のエラー
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