JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス
機能
JP1/IM - Viewの画面を起動します。
オプション指定によって次のように起動する画面が異なります。
- JP1/IM - Viewの[ログイン]画面の起動
-p,-eオプション以外のオプションを指定した場合,またはオプション指定なしの場合,[ログイン]画面が起動します。
-cオプション指定時:[ログイン]画面の[セントラルコンソール]チェックボックスがチェックされます。
-sオプション指定時:[ログイン]画面の[セントラルスコープ]チェックボックスがチェックされます。
-hオプション指定時:[ログイン]画面の「接続ホスト名」に値が入力されます。
-uオプション指定時:[ログイン]画面の「ユーザー名」に値が入力されます。
- JP1/IM - Viewの[イベントコンソール]画面および[監視ツリー]画面の起動
-h,-u,-pオプションを指定した場合,[イベントコンソール]画面および[監視ツリー]画面が起動します。[イベントコンソール]画面および[監視ツリー]画面を起動する場合,-h,-u,-pオプションの指定は必須となります。
-cオプション指定時:[イベントコンソール]画面が起動します。
-sオプション指定時:[監視ツリー]画面が起動します。
-c,-sオプション指定なし:[イベントコンソール]画面が起動します。
- JP1/IM - Viewの[監視ツリー(編集中)]画面の起動
-eオプションを指定した場合,[監視ツリー(編集中)]画面が起動します。
形式
jcoview [[[-c] [-s] | -m ] [-h 接続ホスト名] [-u ユーザー名] [-p パスワード] | -e ]
実行権限
なし
格納先ディレクトリ
Viewパス\bin\
引数
-c
[イベントコンソール]画面を起動します。
パスワード(-pオプション)を省略した場合,[セントラルコンソール]チェックボックスがチェックされた状態で,[ログイン]画面が起動します。また,-eオプションと同時に指定できません。
このオプションは省略できます。
-h,-u,および-pオプションが指定されていて,かつ,-c,-s,または-eオプションのどれも指定されていない場合は,この-cオプションが指定されているものと仮定されます。
-s
[監視ツリー]画面を起動します。
パスワード(-pオプション)を省略した場合,[セントラルスコープ]チェックボックスがチェックされた状態で,[ログイン]画面が起動します。また,-eオプションと同時に指定できません。
このオプションは省略できます。
-h 接続ホスト名
接続先ホストのホスト名を指定します。指定できる文字数は,1〜255バイトです。JP1/IM - Managerが起動しているホストだけを指定できます。
接続先ホスト名には,次のものが指定できます。
- コマンドを使用するホストで定義されているホスト名
- コマンドを使用するホストでアドレス解決可能なホスト名
- IPアドレス
このオプションは省略できますが,-pオプションを指定するときは省略できません。
-u ユーザー名
認証サーバに登録してあるJP1ユーザー名を指定します。指定できる文字数は,1〜31バイトです。半角英数字(英字は小文字)だけを使用できます。
このオプションは省略できますが,-pオプションを指定するときは省略できません。
-p パスワード
指定したユーザー名に対応するパスワードを指定します。指定できる文字数は,6〜32バイトです。半角英数字だけを使用できます。英字は,大文字・小文字が区別されます。
このオプションを指定する場合は,-hおよび-uオプションも指定する必要があります。
このオプションは省略できます。
-e
[監視ツリー(編集中)]画面を起動します。
このオプションを指定する場合は,ほかのオプションを指定しないでください。
このオプションは省略できます。
-m
このオプションは,JP1/IM - Central Information Masterにログインする場合に指定します。JP1/IM - Managerでは使用しません。
また,-c,-s,および-eオプションと同時に指定できません。
詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Central Information Master リファレンス」を参照してください。
戻り値
0 正常終了 1 引数エラー 2 メモリー不足 3 リソースの取得に失敗 4 エラーメッセージの作成に失敗 255 システムエラー
使用例1
JP1/IM - Viewを起動して,[ログイン]画面を表示します。
jcoview
使用例2
JP1/IM - Viewを起動して,[ログイン]画面を表示します。[ログイン]画面の[接続ホスト名]にhost,[ユーザー名]にjp1adminが設定されます。
jcoview -h host -u jp1admin
使用例3
JP1/IM - Viewを起動して,ユーザーjp1admin,パスワードjp1adminで接続ホストhostにログインし,[イベントコンソール]画面を起動します。
jcoview -h host -u jp1admin -p jp1admin
使用例4
JP1/IM - Viewを起動して,ユーザーjp1admin,パスワードjp1adminで接続ホストhostにログインし,[監視ツリー]画面を起動します。
jcoview -s -h host -u jp1admin -p jp1admin
使用例5
JP1/IM - Viewを起動して,ユーザーjp1admin,パスワードjp1adminで接続ホストhostにログインし,[イベントコンソール]画面および[監視ツリー]画面を起動します。
jcoview -c -s -h host -u jp1admin -p jp1admin
使用例6
JP1/IM - Viewを起動して,[監視ツリー(編集中)]画面を起動します。
jcoview -e
使用例7
ホストやユーザーごとに,使用例2や使用例3などのコマンドのショートカットを作成できます。
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