6.7 Attachment

以下にAttachment定義と定義例を示します。Attachmentの詳細については「ドキュメントの保管方法」を参照してください。

(表)Attachment定義

ラベル デフォルト値 必須 説明
apiVersion: Yes APIバージョン
1.0を指定する
kind: Yes attachmentを指定する
type: No containerを指定する
ドキュメント格納用のコンテナを作成する定義であることを示す
name: Yes Attachment定義の内部名
nameは以下のルールに従う必要があります。
  • 本YAMLファイルのディレクトリ名を指定
  • 入力可能な文字は以下の通り
    • 半角英数字:
      a~z A~Z 0~9
    • 半角の特殊文字:
      _ . ( ) -
  • 先頭文字が半角英数字かアンダーバー(_)
  • その他の注意点は「YAMLファイル作成時の注意」2~4を参照
label: Yes YAMLファイルに記載する運用機能の表示名
includes: No このYAMLファイルで利用する関連YAMLファイルを記載
メモメモ
  • 記載するYAMLファイルはこのYAMLファイル登録前にOps Iに登録されている必要があります。
  • includesラベルを指定することにより、他のYAMLファイルで定義した内容を取り込むことができます。
- kind: Yes 読み込むYAMLファイルの種類
  name: Yes 読み込むYAMLファイルの内部名
description: No このYAMLファイルに対する詳細説明
nameRule: No -
type: datetime No コンテナ内に保存されるドキュメントの命名ルールを以下から選択。
  • datetime:
    下記の通り日付と時刻で命名。同名のファイルが存在する場合はフォルダ名の最後に自動で数字をインクリメントしていく。
    2021-10-01 15_15_13 UTC
    2021-10-01 15_15_13 UTC.1
    2021-10-01 15_15_13 UTC.2
  • number:
    数字をインクリメントしていく。桁数は"length"ラベルで指定。
length: 5 No "type"ラベルで"number"を指定したときの桁数。
timezone: UTC No "type"ラベルで"datetime"を指定したときのタイムゾーン。指定できるタイムゾーンとして以下を指定可能。
  • UTC
  • Asia/Tokyo
※入れ子関係にないラベルの必須が「No」の場合は、定義が必須ではありません。入れ子関係にあるラベルの場合は、下層ラベルの必須は、上層ラベルの必須が「Yes」である場合に適用されます。

<定義例>

apiVersion: 1.0
kind: attachment

type: container
name: Evidence of VM creation
label: Evidence of VM creation
description: VM生成時のチェックリストを格納するコンテナです。

nameRule:
    type: datetime