4.3.10.3 Ops Iの画面をサイトに埋め込む

[Ops I Block]プラグインにより、サイトにOps Iの画面(Ops Iコンテンツ)を埋め込むことができます。画面の埋め込みはサイトネットワーク管理者およびサイト管理者が行います。
下図の赤枠部分が[Ops I Block]を使用して埋め込んだ画面になります。



【Ops Iの画面を埋め込む手順】

① Ops Iコンテンツの確認・準備:
サイトで使用するOps Iの画面のURLを、[サイト管理]画面-[Ops I Block]の[Ops I Content Setting]から、Ops Iコンテンツとして追加、更新、および削除できます。
[Ops I Block]を開くと、Ops Iにデフォルトで用意されたOps Iコンテンツと、ユーザーが過去に設定したOps Iコンテンツが表示されます。

Ops Iコンテンツを追加する場合は、[Add]ボタンをクリックし「Ops I Content URL」にURLを、「Label」にGUIで表示されるラベル名を入力します。追加、更新、削除([Delete]ボタン)は[Save Changes]ボタンをクリックすると反映されます。Ops I Content URLには、「https://Ops Iのドメイン」からの相対パスを指定します。

以下のOps Iコンテンツはデフォルトで登録されており、編集できません。

(表)デフォルトのOps Iコンテンツ

Ops I Content URL Label 説明
/sys_request Service Catalog(Request) リクエストアプリケーションのサービスカタログ
/sys_request/task_workflow Workflow(Request) リクエストアプリケーションのワークフロー一覧画面
/sys_request/ticket Ticket List(Request) リクエストアプリケーションのチケットブラウザー画面
/sys_request/ticket/ticket_browser/ticket_detail/{id} Ticket Detail(Request) リクエストアプリケーションのチケット詳細画面
/sys_request/ticket/ticket_browser/ticket_new Add Ticket(Request)- [Deprecated] リクエストアプリケーションの任意のタイプの新規チケット追加画面
/sys_request/ticket/ticket_browser_request/ticket_new Add Ticket(Request) リクエストアプリケーションの「request」タイプの新規チケット追加画面
/sys_knowledge/knowledge_article/home Knowledge Home(Request) ナレッジアプリケーションのホーム画面
/sys_knowledge/knowledge_article/home/article_list Knowledge List(Request) ナレッジアプリケーションのナレッジ記事一覧画面
/sys_knowledge/knowledge_article/home/article_list/article/{id} Knowledge Detail(Request) ナレッジアプリケーションのナレッジ記事画面

Ops I Content URLに「{id}」のような中括弧({})でパラメータ名が記述されている場合、動的な値であることを示します。後からWebページにアクセスする際に、WebページのURLに追加する形で、パラメータを指定します。
WebページにOps Iコンテンツを埋め込む方法は「」を、ユーザーがパラメータ名に特定の値を指定する方法は「」を参照してください。

デフォルトで用意されていないOps Iの画面をWebページに埋め込みたい場合は、Ops Iコンテンツを追加します。パラメータを含むOps Iコンテンツを追加することもできます。Ops Iコンテンツの追加例を以下に示します。

  • 新規ワークフローの作成画面を表示させる場合(パラメータを含む例)
    /sys_request/task_catalog?workflowId={workflow_id}
    この場合「」で「/?workflow_id=workflow_id」を指定します。
  • 特定のチケットIDのチケット詳細画面を表示させる場合(パラメータを含まない例)
    /sys_request/ticket/ticket_browser/ticket_detail/2

② WebページへのOps Iコンテンツ埋め込み:
サイトネットワーク管理者またはサイト管理者は、[固定ページ]の編集画面で、[Ops I Block]を追加できます。[Ops I Block]から埋め込むOps Iコンテンツと言語を選択します。

固定ページの右サイドバーの[固定ページ]タブ>[スラッグ]の名前を指定します。指定しない場合は任意の文字列になります。
このとき、WebページのURLは以下になります。

https://portal.Ops Iのドメイン/スラッグ


③ 埋め込んだOps Iコンテンツの確認・表示:
ユーザーが作成したページを開くと、指定したOps Iコンテンツが表示されます。Ops Iコンテンツ内のリンクをクリックした場合は、サイト内で遷移します。Ops Iのページ内には遷移しません。
パラメータ名の指定が不要なOps Iコンテンツは、「」のURLで閲覧できます。
パラメータ名の指定が必要なOps Iコンテンツは「」のURLでは以下のようなエラーが出力されます。
[Error]
The page you requested could not be displayed.Please specify the query parameter ('パラメータ名') in the URL.

アドレスバーで以下のようにパラメータ名に特定の値を指定することで、指定したOps Iコンテンツを参照できます。

https://portal.Ops Iのドメイン/スラッグ/?パラメータ名=特定の値

例えば、Ops Iコンテンツ「Ticket Detail」が埋め込まれたWebページで、以下のようにURLを指定するとチケットIDが「2」のチケット詳細画面が表示されます。

https://portal.Ops Iのドメイン/スラッグ/?id=2


注意事項注意事項

  • [Ops I Block]は、Ops Iコンテンツ以外は指定できません。
  • Webサイトユーザーがパラメータ名に特定の値を指定しなかった場合や、[Ops I Block]の設定が誤っている場合は、404エラー画面が表示されます。
  • [Ops I Block]は1ページあたり1個まで埋め込めます。