5.1 ライセンス利用状況の確認
Ops Iでは、ユーザー数、運用シナリオ実行数に対して、保有しているライセンスの範囲内でお使いいただく必要があります。使用しているユーザー数、AI拡張機能利用ユーザー数、運用シナリオ実行数、ジョブ実行数が、保有ライセンスの範囲内に収まっているかについては、定期的にチェックし、適切に運用してください。
(1)ユーザー数の確認
ライセンスが必要なユーザー数は、システムアプリケーションのシステム管理のユーザー管理画面に表示される、ユーザー数を基に確認することができます。
具体的には、ナビゲーションエリアのユーザー管理の配下にあるユーザーを選択すると、課金ユーザーが表示されます。課金ユーザーをクリックすると、コンフィグレーションエリアの右下にライセンスが必要なユーザーの総数が表示されます。
(2)AI拡張機能利用ユーザー数の確認
AI拡張機能を利用できるユーザー数は、Primitiveロール「ai_extension_user」が割り当てられたユーザーの総数で確認することができます。
具体的には、システムアプリケーションのシステム管理のユーザー画面で、ユーザー一覧の上部にある「フィルタ」に次の内容を設定し、画面右下のユーザーの総数を確認してください。
- カラム:ロール
- オペレーター:...を含む
- 値:ai_extension_user
(3)運用シナリオ実行数の確認
運用シナリオ実行数は、タスクアプリケーションのワークフロー画面に表示される、サブフローを含むワークフローの総数で確認することができます。
なお、運用シナリオ実行数ライセンスは、月ごとの実行数のため、ワークフロー画面上部にある「フィルタ」の「作成日時」で確認したい月となるようにフィルタリングし、画面右下のワークフローの総数を確認してください。
例:
2023年3月を指定したい場合、以下の2条件を「かつ」でフィルタリングする。
- カラム「作成日時」オペレーター「以降」値「2023-03-01 00:00:00 +09:00」
- カラム「作成日時」オペレーター「以前」値「2023-03-31 23:59:00 +09:00」
(4)ジョブ実行数の確認
月単位のジョブの実行数は、自動化アプリケーションの「ビュー」カテゴリーの「ジョブ」で確認することができます。
確認するユーザーはPrimitiveロール「automation_auditor」または「automation_manager」が付与されている必要があります。
ジョブ一覧の上部にあるフィルタに次の3つの条件①、②、③を設定し、画面右下の項目の総数を確認してください。
②、③を設定するときは、各条件の値を選択、入力した後に
アイコンをクリックしてください。
- 対象:ジョブタイプ
- 設定:Playbook 実行
- 対象:詳細
- タイプの設定:and
- キー:started
- ルックアップタイプ:gte
- 値:ジョブ数を知りたい月の初日(YYYY-MM-DD hh:mm:ss ±hh:mm)
- 対象:詳細
- タイプの設定:and
- キー:started
- ルックアップタイプ:lt
- 値:ジョブ数を知りたい月の次月の初日(YYYY-MM-DD hh:mm:ss ±hh:mm)
注意事項
ジョブの実行履歴は120日で自動的に削除されます。削除された期間のジョブの実行数は確認できません。