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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


30.9 データ連携支援機能コマンド

データ連携支援機能で提供するコマンド一覧を次の表に示します。

コマンドを実行するときは,環境変数EERKSDIRを設定してください。

表30‒36 データ連携支援機能コマンド一覧

項番

コマンド名

機能

HiRDBとの接続数

備考

1

eeaphrunrksh

データ連携支援を実行します。

※1

HiRDB専用

2

eeaphdsprks

データ連携支援の実行状態を表示します。

0

3

eeaphstprks

データ連携支援を中断します。

0

4

eerksaphpjtblh

PJ突き合わせ表とPJ管理表を作成します。

2

※2

5

eerksaphpjtblrmh

PJ突き合わせ表とPJ管理表を削除します。

2

6

eeaphsetuprks

データ連携支援を実行するための環境の作成/削除を行います。

0

※3

7

eeaphjoblsrks

データ連携支援環境下で実行中のデータ連携支援一覧を表示します。

0

8

eeaphrasgetrks

データ連携支援のトラブルシュートに必要な保守資料を指定されたファイルに取得します。

0

9

eerksmemls

メモリ使用状況を表示します。

0

10

eerksrpclscn

コネクションの状態を表示します。

0

11

eerksrpctcpls

TCP/IP共用送信コネクション状態を表示します。

0

12

eerkstrbtaskfput

TASKTM情報の強制ファイル出力をします。

0

13

eerkstrbtasked

TASKTM情報ファイルの編集をします。

0

14

eerkstrbtrcefput

回線トレース情報の強制ファイル出力をします。

0

15

eerkstrblineed

回線トレース情報ファイルの編集をします。

0

16

eerkstrbuapdump

coreファイルまたはメモリDUMPファイルからのUAPトレース情報編集をします。

0

17

eerkstrbtbldump

coreファイルまたはメモリDUMPファイルからのTP1/EE管理テーブル情報を表示します。

0

18

eerkstrbstcse

基本統計情報を取得します。

0

19

eerkstrbstcese

拡張統計情報を取得します。

0

20

eerkstrbstcfput

統計情報の強制ファイル出力をします。

0

21

eerkstrbstced

統計情報ファイルの編集をします。

0

22

eerkstrbreport

システム統計情報のリアルタイム出力をします。

0

23

eerkstrbrcvr

トラブルシュート機能の縮退回復をします。

0

24

eerkstrbtaskdump

coreファイルまたはメモリDUMPファイルからTASKTM情報の編集をします。

0

25

eerkstrblinedump

coreファイルまたはメモリDUMPファイルから回線トレースの情報編集をします。

0

26

eerkstrbuatfput

UAPトレース情報の強制ファイル出力をします。

0

27

eerkstrbuated

UAPトレース情報編集をします。

0

28

eerkstrnlstr

トランザクション状態を表示します。

0

29

eerksdbqls

DBキュー情報を表示します。

0

30

eerksdefchk

データ連携支援の定義事前チェックをします。

0

31

eerkslspce

PCEの滞留状態を表示します。

0

※4

32

eerksrpcsockcls

RPC通信機能で使用しているコネクションを切断します。

0

33

eerksdbqrkslsh

DBキューに書き込まれているデータ連携支援の引き継ぎ情報を表示します。

0

34

eerksdbqrkscgh

DBキューに書き込まれているデータ連携支援の引き継ぎ情報を更新します。

0

35

eerksdbqaltput

DBキューの交替用のメッセージ表への書き込みを通常のメッセージ表に戻します。

0

36

eerksdbqaltlsh

通常のメッセージ表から交替用のメッセージ表に書き込む表を切り替えたメッセージ通番を表示します。

0

37

eerksrpcstat

RPC通信機能の一時クローズ処理の実行状態を表示します。

0

(凡例)

−:該当しません。

注※1

2+A+B+C

A:-nオプションを指定したtrnrks_service定義の数

B:trnrks_service定義の-tオプションでDBQの指定があるときは1,指定がないときは0

C:trnstring定義の数

注※2

コマンド共通の注意事項については,「30.2 UAP履歴情報取得機能コマンド」を参照してください。

注※3

eeaphsetuprksコマンドは,インストールディレクトリ下から直接実行します。そのため,データ連携支援実行環境には含みません。

注※4

引数にTP1/EEサービス定義ファイル名ではなく,制御情報ファイル名を指定してください。また,データ連携支援機能の前提となるHiRDBのどれかをインストールした環境で実行してください。

〈この節の構成〉