Hitachi

OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


30.9.7 eeaphjoblsrks

機能

データ連携支援環境下で動作しているデータ連携支援IDとその情報を一覧表示します。

形式
eeaphjoblsrks
オプション

なし。

出力形式

動作中の各データ連携支援について,次の情報を標準出力に出力します。

  • データ連携支援ID

  • 状態

  • セグメント識別子

  • プロセスID

  • データ連携支援開始時刻

  • 制御情報ファイル名

出力形式を次に示します。

日本語の出力形式

データ連携支援ID                状態             セグメント識別子    PID 開始時刻            定義ファイル
aa…aa                          XXX(ZZZZ)                  dd…dd bb…bb YYYY/MM/DD hh:mm:ss cc…cc
aa…aa                          XXX(ZZZZ)                  dd…dd bb…bb YYYY/MM/DD hh:mm:ss cc…cc

英語の出力形式

Data linkage support ID         Status         Segment identifier    PID Start time          Definision file
aa…aa                          XXX(ZZZZ)                  dd…dd bb…bb YYYY/MM/DD hh:mm:ss cc…cc
aa…aa                          XXX(ZZZZ)                  dd…dd bb…bb YYYY/MM/DD hh:mm:ss cc…cc
aa…aa

データ連携支援ID

bb…bb

プロセスID(右詰め表示)

状態が「STP」の場合は,稼働していたときのプロセスIDです。

YYYY/MM/DD hh:mm:ss

データ連携支援開始時刻(「年/月/日 時:分:秒」の形式)

cc…cc

制御情報ファイル名(ディレクトリの部分は含まない)

XXX

状態(ACT:稼働中,STP:中断中)

ZZZZ

中断要因

次の中断要因が出力されます。

"----":中断していない。

"****":異常終了(eeaphstprksコマンドの「-f」による強制停止含む)。

"N ":自動終了。

"SA ":eeaphstprksコマンドの「-a」指定の中断。

"SB ":eeaphstprksコマンドの「-b」指定の中断。

"SC ":eeaphstprksコマンドの「-c」指定の中断。

"Uxxx":UOCのリターンコードによる中断。xxxはリターン値。

なお,999を超過する場合は999を表示し,-99未満の場合は-99を表示します。

"F1 ":ee_bpp_term(EEBPP_NORM)による中断。

"F2 ":ee_bpp_term(EEBPP_ABRT)による中断。

"MT ":トランザクション数が最大値(trn_rks_max_trn_num定義値)に達してUJ抽出処理が一時中断し,かつ,監視時間(trn_rks_trn_wait定義値)内に再開できなかっため中断。

"MP ":処理キュー登録数が最大数(pce_no定義値)に達してUJ処理が一時中断し,かつ,監視時間(trn_rks_trn_wait定義値)内に再開できなかっため中断。

"MU ":UOCインタフェース領域不足によってUJ抽出処理が一時中断し,かつ,監視時間(trn_rks_trn_wait定義値)内に再開できなかっため中断。

"SRV ":反映サービスで中断要因発生による中断。

dd…dd

セグメント識別子(右詰め表示)。セグメント識別子決定前の場合は"**********"を表示する。また,状態が「STP」の場合は,稼働していた時のセグメント識別子を表示する。

注※

中断要因が複数発生した場合は,最初に検知した中断要因を表示します。

自動再実行を行った場合は,自動再実行の開始以降に検知した中断要因を表示します。

出力メッセージ

メッセージID

内容

出力先

KFSB95500-E

領域の確保に失敗しました

標準エラー出力

KFSB95503-E

コマンド処理でエラーが発生しました

標準エラー出力

KFSB95504-E

内部矛盾が発生しました

標準エラー出力

KFSB95572-I

ヘルプメッセージです

標準出力

注意事項
  • 本コマンドはデータ連携支援環境の所有者,またはスーパーユーザだけ実行可能です。