30.9.6 eeaphsetuprks
- 機能
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データ連携支援の実行に必要となるディレクトリの作成とファイルのコピー,または削除を行います。ディレクトリおよびファイルの構成は「7.9.4 データ連携支援実行環境」を参照してください。
本コマンドを実行する場合は,指定したディレクトリの環境下のデータ連携支援がすべて終了している状態で実行します。指定ディレクトリ下で実行中のデータ連携支援がある場合は本コマンドはエラーとなります。また,本コマンドを同時に実行した場合はエラーとなります。
環境作成時に作成するディレクトリおよびファイルは,指定したディレクトリと同じ所有者およびグループに設定されます。
- 形式
eeaphsetuprks [-d] [-y] データ連携支援ホームディレクトリ
オプション
- -d
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指定したディレクトリのデータ連携支援実行環境を削除する場合に指定します。このオプションを省略すると,指定したディレクトリにデータ連携支援実行環境を作成します。
- -y
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-dオプションを省略した場合に,指定したディレクトリにデータ連携支援環境がすでに存在しているとき,ファイルを上書きして環境を再構築します。
-dオプションとともに指定した場合,データ連携支援環境構築が完了していないディレクトリであっても,環境削除処理を行います。
- データ連携支援ホームディレクトリ 〜〈127文字以内のパス名〉
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データ連携支援実行環境を作成(または削除)するディレクトリのパスを指定します。指定するディレクトリはコマンド実行前にあらかじめ作成しておいてください。ディレクトリは絶対パスで指定します。
-yオプションと-dオプションを省略した状態で,すでにデータ連携支援環境が存在するディレクトリを指定するとエラーとなります。
- 出力メッセージ
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メッセージID
内容
出力先
KFSB95500-E
領域の確保に失敗しました
標準エラー出力
KFSB95501-E
コマンドの形式が不正です
標準エラー出力
KFSB95502-E
コマンドのオプションが不正です
標準エラー出力
KFSB95503-E
コマンド処理でエラーが発生しました
標準エラー出力
KFSB95504-E
内部矛盾が発生しました
標準エラー出力
KFSB95570-I
ヘルプメッセージです
標準出力
- 注意事項
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本コマンドはスーパーユーザだけ実行可能です。
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