30.9.24 eerkstrbtaskdump
- 機能
-
指定されたcoreファイルまたはメモリDUMPファイルからTASKTM情報を編集し,csv形式でファイルに出力します。
- 形式
eerkstrbtaskdump 〔-e 編集種別 〕 〔-r ランID〕 〔-i IFA番号〕 〔-x 下限値,上限値〕 〔-p {コード1|コード2}〔,{コード1|コード2}…〕〕 〔-v サービス名〔,サービス名…〕〕 -c csv出力ファイル名〔-n ファイル出力行〕 ファイル名
オプション
- -e 編集種別 〜《r》
-
編集種別を指定します。
- r
-
トランザクション単位で編集します。
- rb
-
DBキューの情報も付加し,トランザクション単位で編集します。
- -r ランID 〜〈8文字の16進数数字〉
-
指定されたランIDを持つ情報だけ編集します。
- -i IFA番号 〜〈符号なし整数(1〜65535)〉
-
指定されたIFA番号を持つ情報だけ編集します。
- -x 中央処理通番の下限値,中央処理通番の上限値
-
カレントの中央処理通番の下限値 〜(0〜ffffffff)〈1〜8文字の16進数数字〉
カレントの中央処理通番の上限値 〜(0〜ffffffff)〈1〜8文字の16進数数字〉
指定されたカレント中央処理通番の範囲内の情報だけ編集します。
-xオプションを指定した場合,上限値および下限値を必ず指定してください。上限値および下限値の範囲内の情報をすべて出力対象とします。
- -p {コード1|コード2}〔,{コード1|コード2}…〕
-
- コード1
-
pceリクエストコード1
- コード2
-
“pceリクエストコード1“”pceリクエストコード2“
pceリクエストコード1 〜〈2文字の16進数数字〉
pceリクエストコード2 〜〈2文字の16進数数字〉
指定されたpceリクエストコードを持つ情報だけ編集します。
pceリクエストコードは,最大10まで指定できる。
- -v サービス名〔,サービス名…〕 〜〈1〜31文字の識別子〉
-
指定されたサービス名を持つ情報だけ編集します。
サービス名は,最大10まで指定できます。
- -c csv出力ファイル名 〜〈パス名〉
-
編集結果をcsv形式で指定されたファイルに出力します。
-nオプションを指定した場合は,パス名中のファイル名は,245文字以下としてください。
-nオプション指定時にファイル名が246文字以上の場合はオプションエラーで,このコマンドが異常終了します。
- -n ファイル出力行 〜(10000〜100000)
-
-cオプションに指定したcsvファイルを分割して出力する場合に1ファイルに出力する行数を指定します。見出し行を含めて-nオプションに指定した行数を出力したときに,出力するファイルを切り替えます。切り替えた先のファイルには見出し行から出力します。
分割したファイルには,10進数の文字列をファイル名の末尾に付与します。付与する文字列は1から9999ファイルまでは「0001」からの連番で左に0を埋めた4桁の文字列とします。10000ファイルを超えた場合は左に0埋めをしません。ファイル名に「.」を含む場合は,最後の「.」の前に付与します。
ファイル名に文字列を付与する例を示します。
- 例1)-cにxxxと指定した場合
-
xxx0001
xxx0002
:
- 例2)-cにxxx.csvと指定した場合
-
xxx0001.csv
xxx0002.csv
:
このオプションを省略した場合は,ファイルを分割しないで1ファイルに出力します。
- ファイル名 〜〈パス名〉
-
編集するcoreファイルまたはメモリDUMPファイル名を指定します。
- 出力形式
-
TP1/EEのeetrbtaskdumpコマンドを参照してください。
- 出力メッセージ
-
メッセージID
内容
出力先
KFSB95400-E
領域不足
標準エラー出力
KFSB95401-E
コマンド形式不正
標準エラー出力
KFSB95402-E
オプション不正
標準エラー出力
KFSB95403-E
オプションの組み合わせ不正
標準エラー出力
KFSB95410-E
OPENエラー
標準エラー出力
KFSB95411-E
READエラー
標準エラー出力
KFSB95412-E
WRITEエラー
標準エラー出力
KFSB95413-E
CLOSEエラー
標準エラー出力
KFSB95414-E
LSEEKエラー
標準エラー出力
KFSB95415-Q
上書き確認
標準出力
KFSB95416-E
ダンプファイル不正
標準エラー出力
KFSB95457-Q
上書き確認(-nオプション指定時)
標準出力
KFSB95472-I
ヘルプ表示
標準出力
- 注意事項
-
TP1/EEのeetrbtaskdumpコマンドを参照してください。